2005年のモデルは、インクジェット複合機が4機種と、2004年の2機種から大幅に拡大されたのが特徴。インクジェット複合機のラインアップとしては、上位モデルから「MP950」、「MP800」、「MP500」、「MP170」。単機能のインクジェットプリンタは、上位モデルから「iP7500」、「iP4200」に加え、フォトダイレクト機の「iP6600D」がラインアップされている。
MP950、iP7500、iP4200、iP6600Dについては、最高9600×2400dpiとなり、最小1plのインク滴により高画質化を実現した。またMP950は3.6インチ、MP800は3.5インチのカラー液晶モニタを搭載するとともに、光学解像度2400/600dpiのデュアルCCDを搭載。これによりスキャナ機能の高精細化と高画質化を達成した、としている。MP800はこれ以外に、プリントヘッドのノズル配列長を従来の2倍にすることで、L版フチなし写真を約32秒で印刷できる。
また2005年モデルは、コピー機能の充実をうたっているのも特徴。カタログなどのように人物と文字が混合している場合でも、人物と文字部分の認識を強化。また染料および顔料のBkインクを搭載することで、文字部分と人肌とのプリント度合いを変化させることで、元原稿そのままのコピーを実現している。新聞などのコピーでも、いわゆる“孫コピー”(2世代目のコピー)でも、文字つぶれのないコピーが可能だ。
価格はオープンプライスで、市場想定価格は以下の通り。
機種 | 市場想定価格 |
MP950 | 5万円前後 |
MP800 | 4万円前後 |
MP500 | 3万円前後 |
MP170 | 2万円前後 |
iP7500 | 3万2000円前後 |
iP4200 | 2万円前後 |
iP6600D | 3万2000円前後 |
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