2005年6月にGeForce 7800 GTX搭載製品(レビュー参照)が登場して以来、グラフィックスカードの人気製品を各ショップで訪ねると、一方的な差でNVIDIA製品がATIのそれを凌いでいる傾向だ。
ATIも9月末に登場した「RADEON X800 GTO」搭載カードなどミドルレンジクラスの巻き返しを図る(関連記事参照)が「今のままでは焼け石に水。SLIやGeForce 7800系に対抗する製品が入荷しないことには」(某ショップ)と手厳しい。
SLIに対抗する“CrossFire”対応製品は、たとえばDFI製マザー「LanParty Ultra RDX200 CF-DR」が前述のCustom PC Festival 2005 in AKIHABARAに展示されており、会場にて「早ければ9月中に出回るかも」と同メーカー説明員が述べていたが、9月30日時点でまだ販売が開始されていないようだ(かりにこれが販売されたとしても、肝心の対応グラフィックスカードが登場しないとどうしようもない)。
また、RADEON X850の上位モデル「X900(仮称)」については「10月中に登場する可能性が高い」と予測するショップが結構存在した。
CrossFire対応モデル、RADEON X900モデルどちらが先であるかにせよ、10月はATI製品にも注目モデルがいくつか登場してきそうで、注目どころになるだろう。
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