EndeavorのコストパフォーマンスデスクトップPC AT95xシリーズが大幅にモデルチェンジ、ニューモデルAT955が登場した。最も大きい変化はIntel 865系からIntel 915系へのアップグレード。AT955のマザーボードは、Intel 915GLチップセットを搭載するオリジナルモデル「EDC915GL1」。供給元はASUSTeKである。
BTOで選択できるCPUはCeleron D 331/336、Pentium 4 506/630/640/650/660/670と自由度が高い。Celeron D 336に、メモリ256Mバイト、HDD 40Gバイト、CD-ROMドライブという組み合わせの場合、ダイレクト価格で4万9800円と、実に5万円を切る高いコストパフォーマンスを実現している。
今回試用したのは、そのCeleron D 336(2.8GHz)を搭載しているモデルだ。すでに述べているように、Intel 915GLチップセット搭載マザーで、グラフィックスはチップセット内蔵の機能を使用する。PCI Express x16やAGPスロットは搭載していないので、グラフィックスカードの増設はできない。光学ドライブはCD-ROMドライブでFDDは搭載していない。オフィスユースを考慮しており、データの持ち出しが容易にできないシステムとなっている。最近のメーカー製PCではごく普通に搭載されてきているメモリカードリーダも搭載されていない。メモリはPC3200を256Mバイト搭載している。ただし、Celeron DはFSB533MHzベースであるため、メモリの実質的な速度はPC2700相当になる。後日Celeron DからFSB 800MHzのPentium 4にアップグレードするとっきでも、メモリはそのまま流用できる。
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