「若い世代」をターゲットにしたスマートバリューノート「VAIO type F light」発表

» 2005年10月04日 12時20分 公開
[ITmedia]

 VAIO type F lightは従来のVAIO type F、VAIO type Sの間を埋めるラインアップで、VAIO type Fより軽く、VAIO type Sより低価格のノートPCとしてデザインされている。想定する主なユーザー層は学生から30歳までの社会人。

VAIO type F light

 CPUはCeleron M 360(動作クロック1.40GHz)、メモリは256Mバイト、HDD容量60Gバイトとコストを重視した構成。VAIO type F lightはデザイン性を重視したノートPCで、厚さ21〜33ミリの薄型筐体に14.1インチのワイドディスプレイを搭載しながらも2.4キロと軽い。店頭モデルの「ホワイトカラー」以外に、VAIOオーナーメードモデルで「ラズベリーレッド」「オリーブグリーン」「スカイブルー」の3色を用意する。

 サウンドも重視されたVAIO type F lightは筐体に新開発のバスレフ型ボックススピーカーを組み込み、従来のノートPCよりも中低音の音質が向上させている。また、コミュニケーションツールとして有効画素数約31万のフレーム一体型CMOSカメラを液晶ディスプレイの上に固定で設置、ビジュアルコミュニケーションを楽しめるようにしたほか、Skypeの無料体験クーポン券もセットされる。

 VAIOオーナーメードモデルでは、カラーのほかにCPUやHDD、メモリの容量、内蔵光学ドライブなどを選択可能。また、ビジネスユースを重視した「ビジネスパーソンモデル」も用意され、HDDが40GバイトながらOSにWindows XP Professionalを導入。Microsoft Office Presonal 2003を組み込んだモデルも選択できる。

用意されたカラーバリエーション。左上から時計回りに店頭モデルのホワイト、VAIOオーナーメードモデルの「ラズベリーレッド」「スカイブルー」「オリーブグリーン」

型番VGN-FJ10Bオーナーメードモデル(VGN-FJ90PS・VGN-FJ90S)ビジネスパーソンモデル(VGN-FJ90PS1/VGN-FJ90PS2)
CPUCeleron M 360Pentium M 780、同760、740、Celeron M 360から選択Celeron M 360
メモリDDR2-400MHz/256Mバイト( 最大2Gバイト)DDR2-400MHz/1Gバイト、同512Mバイト、同256Mバイトから選択( 最大2Gバイト)DDR2-400MHz/256Mバイト( 最大2Gバイト)
HDD60Gバイト40Gバイト、60Gバイト、80Gバイト、100Gバイトから選択40Gバイト
ドライブCD-RW/DVD-ROM一体型ドライブDVDスーパーマルチドライブ(DVD+R 2層記録対応)、CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブから選択CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ
グラフィックスIntel GMA 900
無線LANIEEE 802.11b/g
スロットPCカードTypeIIスロット×1、メモリースティック
主なインタフェースUSB2.0×3、I.LINK×1、31万画素CMOSカメラ、FeliCaポート
OSWindows XP Home Edition SP2Windows XP Professional SP2、同HomeEdition SP2から選択Windows XP Professional SP2
サイズ約 幅340×厚さ21〜33×奥行253.5ミリ
重さ約2.4kg(バッテリーパックS装着時)
ディスプレイ14.1インチ(1280×800ドット)
バッテリー駆動時間バッテリーパック(S):約2.5時間(JEITA)バッテリーパック(S):約4.0時間(JEITA)バッテリーパック(S):約2.5時間(JEITA)
実売予想価格約14万円約11万5000円〜約14万円(PS1)約16万円(PS2:Microsoft Office PersonalEdition2003付き)
発売予定日10月22日10月24日

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