導入満足度はもはや“至高”の域──真空管アンプふうのアクリルPCケース「Jules」PCケース(2/4 ページ)

» 2005年10月13日 18時40分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]

真空管アンプふうな雰囲気に、所有満足度はかなりのもの

 Julesをもう詳しく見てみよう。

 まずマザーと拡張カードが載せる上段は、マザーベースとアクリル製のドーム型カバーをかぶせる構成となっている。もちろん内部のパーツは丸見え、メーカーであればここにPRしたいパーツもろもろを搭載するわけだが、ユーザーとしてもここは苦労して入手したパーツを見せびらかすのに(もちろんジコマンとしても)活用したりできる。ここは光モノパーツで演出しておきたいところでもある。

photo 上段はマザーベースに、上にかぶせるアクリルドームという構成になっている。背面はブラケット・I/Oパネルのためのアルミ製枠がはめられている

 下段は外側左右にアルミ板を、ガワは黒いアクリル板で構成されている。内部には2段ぶんのクリアアクリル製ドライブベイが備わり、ここに電源とドライブ類を格納する。前面には「Jules」のロゴがくり抜かれ、内部に搭載されたネオン管でロゴが浮き上がる仕組みが備わっている。

photo 下段前面に内部ネオン管により光る「Jules」ロゴ、右側にドライブベイを備える
photo 背面は、電源搭載部と8センチファン2基を設置できる穴が空けられている(左)

 全体としては昔の真空管アンプふうなノスタルジックな雰囲気があり、そのスタイルに、所有満足度はかなりのものである。とにかくこのケースのユーザーになったのならば自己顕示欲の限りを尽くさねばならない宿命だろう。

 パーツ内容は、基本的に本体は下段部と、上段のパーツ(ドームとマザーボードベース、背面I/Oボード)といったように分かれている。ここでは下段ユニット、上段ユニット、マザーベースといったように呼び変えることにする。

 まず下段ユニットは、電源とドライブを格納するスペースだ。そして上段は下部ユニットにマザーボードベースと上部ユニットを組み合わせて完成する。

photo マザー類を設置せずともこの存在感。中央のマザーベースには大きな穴が空けられており、ここから電源やドライブ類のケーブルが通せる

このケースには「ムリヤリ」が似合わない

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