ソニック、統合型ライティングソフト「Easy Media Creator 8」を発表(1/2 ページ)

» 2005年11月22日 20時08分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 ソニック・ソルーションズは11月22日、ロキシオブランドによる統合型CD/DVDライティングソフトの最新バージョン「Easy Media Creator 8」を発表、12月9日より発売を開始する。価格は、通常パッケージ版が1万2500円(税込み)、アップグレード版が1万円。

photo ロキシオブランドによる統合型CD/DVDライティングソフト「Easy Media Creator 8」通常版(左)とアップグレード版(右)

 Easy Media Creator 8は、あらゆるデジタルメディアデータの取り扱いをサポートする、統合型のCD/DVDライティングソフト。同ソフトにて、メディアライティング、オーディオ編集、データコピー、データ/DVDバックアップ、写真編集、ビデオ編集、DVDオーサリングといった作業に対応する。なお同バージョンでは新たな操作インタフェースを採用し、搭載される各ソフト・モジュール間を作業内容を引き継ぎながら作業が進行できるなど、統合ソフトとしての一貫した操作性を向上させた。

photo Easy Media Creator 8のホームインタフェース。数々の機能は、作業別に左メニューから選択できるようになっている

 同ソフトの主な新機能は以下の通り。

ライティング・コピー機能複数ドライブを搭載するPCにて、大容量のファイル・プロジェクトの複数メディアへの分割同時進行・マルチタスク記録に対応
メディア記録と同時に、ディスクイメージをHDD上に作成可能な機能の追加
DVD-Video~メニュー付きDivXディスク作成機能の追加
ほか
オーディオ機能・50時間分ほどのDolby Digitalフォーマット音楽データをDVD1枚に収められる、メニュー付き音楽専用DVD作成機能の搭載
・テープ・レコードなどCDDBデータを取得できないアナログデータから、WAVE波形を認識しCDDBと連動、タグ挿入を可能とする機能の追加
・お気に入りのオーディオトラックを1度に選択し、それらを自動的に複数枚の音楽CDに分割、作成する機能の追加
ほか
フォト機能・フォトムービー作成において、それらをHDビデオフォーマットで作成できる機能の追加
・P2Pテクノロジを活用した、ネットワーク越しの写真共有機能「LiveShare」機能の搭載
・UPnP機能搭載にて、家庭内ネットワーク上のPCやUPnP準拠デバイスにアクセスできる機能の搭載
ほか
ビデオ機能・16:9コンテンツのビデオ編集・オーサリングに対応
・HDVのキャプチャー・インポート・編集に対応
・HDV動画からDivX HD形式/WMV HD形式に変換・ディスク作成機能の搭載
ほか
photo 複数ドライブに、異なる内容を同時に記録できる「パラレルライティング」に対応する

 ほか、メディア作成時に128ビット暗号化+パスワード付きのセキュリティディスクの作成機能や、MPEG-2・DivX・WMVなど異なるフォーマットの動画ファイルを組み合わせ、オリジナルコンピレーションDVDが作成できる機能、データバックアップ・仮想ドライブ機能を持つ「Backup MyPC」などの機能も搭載される。

AACSコンテンツの取り扱いはVistaリリース後

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