三菱電機、暗号化ツールを強化したビジネス向けノート「apricot」シリーズ新モデル

» 2005年12月05日 14時02分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は12月5日、ビジネス向けPC「apricot」シリーズより、ファイル暗号化ツール「EASYCRYPT」の機能向上版を標準で同梱するノートPC「apricot ALE」シリーズを発表、12月6日より発売する。BTOによるカスタマイズに対応、価格は10万4790円から(税込み)。

photo apricot ALEシリーズ

 apricot ALEシリーズは、同社製ファイル暗号化ツール「EASYCRYPT」を標準装備するノートPCで、利用頻度の低いフロッピーディスクやプリンタ用ポートを省略することでコストダウンが図られている。また、本モデル搭載のEASYCRYPTには、新たに自己復号ファイル作成機能を追加。EASYCRYPTを持たない相手に暗号化ファイルを渡した場合にも、任意に設定したパスワードによりファイルを復元可能となっている。また、USBポートを使用不可とするUSBロック機能や、HDDを暗号で保護するHDDパスワード機能も新たに装備されている。

 製品ラインアップは、CPUにPentium M 740(1.73GHz)を搭載する「AL17FEF-W」、CPUにCeleron M 360J(1.4GHz)を搭載する「AL14MEF-W」を用意。AL14MEF-Wは、Windows XP Home Edition搭載モデル、Windows XP Professional搭載モデルの2モデルを用意する(AL17FEF-WはWindows XP Professionalのみ)。

 apricot ALEシリーズの仕様は以下の通り。

製品名AL17FEF-WAL14MEF-W Microsoft Windows XP Professional 搭載モデルAL14MEF-W Microsoft Windows XP Home Edition 搭載モデル
OSWindows XP ProfessionalWindows XP Home Edition
CPUPentium M 740(1.73GHz)Celeron M 360J(1.4GHz)
メモリ256Mバイト/512Mバイト/768Mバイト
HDD40Gバイト/80Gバイト20Gバイト
光学ドライブCD-ROM/DVDコンボ/DVDスーパーマルチCD-ROM
ディスプレイ1024×768ドット(XGA)表示対応15インチ液晶
無線通信BTOにより選択可能
通信10/100BASE-TX
最小構成価格(税込み)16万4850円11万3190円10万4790円
発売日2005年12月6日

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