2005年最終月ということもあり、ついでに1年間を振り返ってみたい。
2004年末から2005年明けには、NVIDIAのSLI関連製品に注目が集まった。2004年10月にSLI対応のGeForce 6600GT製品が出回りはじめ、同年11月にSLI対応チップセット「nForce4 SLI」搭載マザーが登場した。しかし、肝心のグラフィックスカードが潤沢に出回るには年明けを待たなければならなかった。
4月23日には、「Windows XP Professional x64 Edition」が登場した。64ビットで動作するOSをサポートするAMD「Athlon 64」は2003年9月からアキバに出回っており、パワーユーザーにとって64ビットを有効に使えるOSが待ち望まれていた。。そんな中の登場とあって、アキバでは久しぶりの深夜販売イベントが敢行され、熱心なパワーユーザーが深夜アキバに詰めかけた。
Windows XPの新バージョン登場とともに、アキバで春頃から噂になったのが“デュアルコアCPU”。こちらはまずインテルから登場した。5月26日に新たなモデル「Pentium D」がアキバにもデビューした。
AMDのデュアルコアCPU「Athlon 64 X2」は、Pentium Dの3週間後となる6月18日に一斉発売となった。4800+/4600+/4400+/4200+が勢揃いしたが、とくに人気を集めた4800+は当日のうちに売り切れ、4400+も品薄状態が続いた。
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