きょうは65ナノにシュリンクされた新世代Pentium Dの費用対効果に感心したCPU(5/6 ページ)

» 2006年01月06日 11時00分 公開
[笠原一輝,ITmedia]

デュアルコアでコストパフォーマンスが際立つPentium D 920

 次いで、インテル製CPUなら厳しくチェックしておきたい価格性能比と電力効率について見てみよう。ここでもPentium Extreme Editionの評価で行ったように、各ベンチマークの結果を実売価格で割り、それに1万をかけることで「1万円あたりにユーザーが入手できる性能」を出している。同様に、電力効率はベンチマーク結果を測定した消費電力で割り、それに100をかけることで「100ワットあたりのベンチマークスコア」を計算している。

 CPUの価格として利用したのは、インテル、AMDの1月1日時点での価格で、両社のWebサイトで公開されていたものだ。なお、Pentium Extreme Edition 955に関しては原稿執筆時点で価格が発表されていないため、Pentium Extreme Edition 840の999ドルを適用している。そのほかの基準となる価格は以下にまとめた。

Athlon 64 3700+(2.2GHz)Athlon 64 4000+(2.4GHz)Athlon 64 FX-55(2.6GHz)Athlon 64 FX-57(2.8GHz)
基準価格(米ドル)2383418271031
参考日本円(1ドル=120円)285604092099240123720

Athlon 64 X2 3800+(2GHz,DC)Athlon 64 X2 4400+(2.2GHz,DC)Athlon 64 X2 4800+(2.4GHz,DC)
基準価格(米ドル)328507803
参考日本円(1ドル=120円)393606084096360

Pentium 4 630(3GHz,HT)Pentium 4 640(3.2GHz,HT)Pentium 4 650(3.4GHz,HT)Pentium 4 660(3.6GHz,HT)Pentium 4 670(3.8GHz,HT)
基準価格(米ドル)178218273401605
参考日本円(1ドル=120円)2136026160327604812072600

Pentium D 820(2.8GHz,DC)Pentium XE 955(3.46GHz,DC,HT)Pentium D 920(2.8GHz,DC)
基準価格(米ドル)241999241
参考日本円(1ドル=120円)2892011988028920
*筆者予想
 コストパフォーマンス計算の基準となる価格

1万円あたりのSYSmark2004 SE/Office Productivity

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