P&A、DRM音楽ファイル変換ツール「tunebite日本語版」を発売

» 2006年01月18日 19時42分 公開
[ITmedia]

 ピーアンドエーは1月18日、DRM未対応機器で再生可能なファイルを「再録音」により生成する、独RapidSolution Software製変換ツール「tunebite」日本語版、および多機能サウンドファイル変換ソフト「オーディオステーション」を発表した。

 いずれもダウンロード版での提供で、オーディオステーションは発売済み、tunebiteは1月19日からの発売となる。価格はtunebiteが2940円、オーディオステーションが1990円(双方税込み)。

photo tunebite

 tunebiteは、DRMコピープロテクトがなされたWMA/M4P形式のファイルを、未対応機器でも利用可能とする変換専用ツール。該当するファイルをiTunes/Windows Media Playerで再生することで、再生中のファイルを自動的に「再録音」し、プロテクト情報のない音楽ファイルが生成される仕組みとなっている。出力形式はMP3/WMA/Oggなどに対応する。

 最大4倍速での変換が可能な高速デジタルダビング機能、多数の音楽ファイルを自動で変換するバッチ機能などが利用できるほか、コレクション全体での音量の標準化(ノーマライゼーション)や、ID3タグの自動保存機能なども備えている。

 同社では、製品の合法性について「購入した音楽を再生してその音声を録音しなおすことは、録音しなおした音楽を個人的に使用する場合に限り、法的に問題のない行為」と位置付けており、コピープロテクト技術を侵害するものではない、としている。

 対応OSはWindows 2000 Professional/XP。

photo オーディオステーション

 オーディオステーションは、MP2/MP3/Ogg/WAV/WMAの相互変換に対応するサウンドファイル変換ソフトで、目的に応じてファイル形式やサンプル周波数、ビットレートを指定可能。また音楽CDやデータCD/DVDとしての書き出し機能も装備している。対応OSはWindows 2000 Professional/XP。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月18日 更新
  1. ついに8K対応した「Insta360 X4」の画質をX3と1インチ360度版で比較 今買うべき全天球カメラだと確信した (2024年04月16日)
  2. バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を (2024年04月17日)
  3. 「JBL GO 4」でBluetoothスピーカーデビュー! 累計出荷台数5700万台を突破した人気製品の最新モデルを試す (2024年04月17日)
  4. SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ (2024年04月17日)
  5. AI対応でCore Ultraよりも高いパフォーマンスをアピール! 企業PC向け「Ryzen PRO 8000シリーズ」登場 (2024年04月16日)
  6. Synology「BeeStation」はNASより便利な一面も 家族の“秘密”も守れるストレージ、共有リンクや写真管理もある (2024年04月16日)
  7. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  8. 「ASUS ZenScreen MB16QHG」は従来モデルの弱点を解消した高評価の16型モバイルディスプレイだ (2024年04月16日)
  9. 無線LANルーター「Aterm」シリーズの一部に複数の脆弱性 設定変更や買い替えをアナウンス (2024年04月11日)
  10. NVIDIA、Ampereアーキテクチャを採用したシングルスロット設計のデスクトップ向けGPU「NVIDIA RTX A400/A1000」を発表 (2024年04月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー