とある老兵のつぶやきWeekly Access Top10

» 2006年02月08日 15時37分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

 で、栄えある1位は三菱電機のビジネス向けノートPC「apricot」。

 やっぱり、小さくてバッテリーの持ちがよいPCはいいですよねぇ…などと、まっとうな分析もできますが、apricotと聞くと遥か大英帝国に思いをはせつつ、5インチHDDのBigfootを内蔵したデスクトップPCを、三菱電機の小型・軽量ノートPCといえば「AMiTY」や「Pedion」を条件反射的に思い出してしまう老身としては、真っ先に懐かしさがこみ上げてしまいます。

 改めて今回のランキングをブランドの歴史という点で見ていくと、1位のapricotのスタートが1995年、2位のGatewayが1987年、4位と5位のThinkPadが1992年と、IT業界ではベテラン選手といえるものばかりです。

 で、ベテランといえば、バンドの結成から44年めを迎えたローリング・ストーンズ。つい先日、来日公演のチケットが発売されましたが、最も安価なC席で9千円と非常にリーズナブル。S席は1万7500円、ゴールデンサークル席にいたっては5万5000円と、デュアルコアCPUに当てはめるとPentium D 940(3.2GHz)やAthlon 64 X2 4400+(2.2GHz)、そしてIntel Core Duoの上位モデルT2500(2GHz)の価格を上回るほど。HDDに換算すると、400Gバイトのドライブが2台は買えてしまう計算です。

 かなり悩んだのですが、現役のメンバーではこれが最後の来日かも…と考え(向こうの思惑通りだ)、お布施のつもりでなけなしの9000円を突っ込みC席をゲット。音の良さでは「定評」のある東京ドームで、しかも場末のC席と「参加することに意義がある」状態ですが、キース・リチャーズの“つえ奏法”をしかと肉眼で見てきたいと思います。

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