キヤノン、毎分35枚のA3対応モデルなどモノクロレーザー6機種を投入

» 2006年02月08日 16時45分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは2月8日、レーザープリンタ「Satera」シリーズのラインアップを拡充する新製品を投入した。内訳は、A4対応モデル「LBP3300」、A3対応モデル「LBP3500/LBP3900/LBP3950」、複合機「MF3220/MF5770」の全6機種。価格と発売日は以下の通り。

製品名価格発売日
Satera LBP3300オープン3月上旬
Satera LBP35007万9800円3月上旬
Satera LBP390012万8000円2月下旬
Satera LBP395014万8000円2月下旬
Satera MF32204万9800円2月中旬
Satera MF577011万8000円2月中旬
Satera LBP3300

 A4対応モデルのLBP3300は、新たに自動両面ユニットを標準装備したのが特徴。また、従来モデルのLBP3210と比べて、ファーストプリントが10秒から9秒へ、印字速度が20枚/分から21枚/分とさらに高速化したほか、最大500枚の給紙が可能になっている。ランニングコストは、3.7円/枚〜(トナーによって異なる)。実売予想価格は3万円前後。

Satera LBP3950

 A3対応モデルでは、LBP3950が35枚/分、LBP3900とLBP3500が25枚/分(いずれもA4ヨコ時)の印字速度を実現したほか、LBP3500はシリーズ最速となるファーストプリント8.5秒以下を達成。また、幅210.0〜297.0ミリ、長さ148.0〜431.8ミリのフリーサイズの用紙にも対応した。

 一方、上位2機種ではプリント解像度が最大2400dpi相当×600dpiとなり、True1200dpi×1200dpiモードが省かれた。また、最大給紙枚数も従来モデルの1100枚から800枚へと減少している。なお、LBPシリーズ共通の特徴として、オンデマンド定着方式によるウォームアップ0秒は従来通りだ。ランニングコストはいずれも2.9円/枚〜。実売予想価格はLBP3500が5万5000円前後、LBP3900が10万5000円前後、LBP3950が11万8000円前後。

 MF5770はプリンタ/コピー/ファックス/カラースキャナーの4機能を、MF3220はプリンタ/コピー/カラースキャナーの3機能を備えたモノクロレーザー複合機。MF5770は有線LANポートを標準で搭載する(スキャナー機能の共有は非対応)。本体サイズは、MF5770が486(幅)×477(奥行き)×442(高さ)ミリ、MF3220は449(幅)×487(奥行き)×369(高さ)ミリ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. わずか237gとスマホ並みに軽いモバイルディスプレイ! ユニークの10.5型「UQ-PM10FHDNT-GL」を試す (2024年04月25日)
  3. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  4. 「Surface Go」が“タフブック”みたいになる耐衝撃ケース サンワサプライから登場 (2024年04月24日)
  5. QualcommがPC向けSoC「Snapdragon X Plus」を発表 CPUコアを削減しつつも圧倒的なAI処理性能は維持 搭載PCは2024年中盤に登場予定 (2024年04月25日)
  6. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  7. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  8. アドバンテック、第14世代Coreプロセッサを採用した産業向けシングルボードPC (2024年04月24日)
  9. AI PC時代の製品選び 展示会「第33回 Japan IT Week 春」で目にしたもの AI活用やDX化を推進したい企業は要注目! (2024年04月25日)
  10. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー