バッファロー、従来比160%の高速転送に対応するMIMO対応無線LANルータ

» 2006年03月23日 12時18分 公開
[ITmedia]

 バッファローは3月23日、実行速度高速化技術「MIMO」に対応する無線LANルータ「WZR2-G108」シリーズを発売、4月下旬より発売する。

 製品ラインアップは無線LANルータ「WZR2-G108」、CardBus対応無線LANカード「WLI2-CB-G108」、およびWZR2-G108とWLI2-CB-G108のセットモデル「WZR2-G108/P」の3製品を用意。価格はWZR2-G108が2万6300円、WLI2-CB-G108が1万1500円、WZR2-G108/Pが3万1500円。

photo WZR2-G108(左)、WLI2-CB-G108(右)

 WZR2-G108は、IEEE802.11b/gに対応する無線LANルータで、3本のアンテナによりデータの送受信を行うことで通信性能を向上させる技術「MIMO」に対応するモデル。本機搭載のMIMOは従来モデルより改良がなされており、実行速度で最大約70Mbpsの高速転送を実現している。

 ワンボタンで無線LAN設定が可能な「AOSS」機能、ケーブル配線のみでインターネット接続を可能とする「インターネット@スタート」などの便利機能にも対応。またNTT東西のフレッツIPv6サービスもサポートされる。

 有線接続用の10BASE-T/100BASE-TX対応LANポート4基を装備。本体サイズは215(幅)×177.6(奥行き)×47.5(高さ)ミリ(アンテナ収納時)、重量は560グラム。

 WLI2-CB-G108は、IEEE802.11b/g対応のCardBus接続型無線LANカードで、MIMOに対応するモデル。接続ツールとして同社製無線LANユーティリティ「クライアントマネージャ3」が付属、利用場所による設定の自動切換えが可能なほか、AOSSによる簡単設定にも対応する。本体サイズは54(幅)×123(奥行き)×10(高さ)ミリ、重量は48グラム。対応OSはWindows 2000 Professional/XP。

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