何かと話題の“Origami”を分解して、見た!(2/2 ページ)

» 2006年04月07日 19時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]
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両面実装のマザーボードを採用

 内部へのアクセスは比較的簡単で、背面のネジを10本外せばカバーが取り除ける。小型PCながらマザーボードは大きめで、各種チップを両面に実装しているのが目を引く。VIA C7-M ULV 1GHzのCPUや512Mバイトのメモリ、2.5インチで容量40GバイトのHDD、無線LANやBluetoothといったモジュールはカバーを外すだけでアクセスが可能だ。一方、チップセットのVIA VN800+VT8237R PlusやスーパーI/Oチップは液晶パネル側にまとまっている。

SmartCaddieのマザーボードで、VIA C7-M ULV 1GHzのCPUは裏面に実装されている(左)。表面にはチップセットなどVIA製のチップが数多く並ぶ(右)。メモリスロットは1基のみだ
BGAパッケージのCPUは21×21ミリと非常に小さい(左)。右は35ミリ角の薄型ファンを備えたヒートシンクで、アイドル時でもそれなりに熱を帯びた
VIA UniChrome Pro IGPのグラフィックスコア(AGP 8X)を内蔵したノースブリッジのVN800(左)と、サウスブリッジのVT8237R Plus(右)
評価機のメインメモリにはApacer製のPC2-4300(512Mバイト)を搭載していた(左上)。無線LANモジュールはIEEE802.11g/b対応(右上)で、アンテナは1本だけ接続されている。2.5インチのHDDは容量40Gバイトの東芝製MK4032GAXだった(左下)。付属のバッテリーは容量が10.8V 2400mAh、重量が175グラムのもので(右下)、大容量バッテリーなどは用意されない。現時点では省電力ツールが入っていないため、バッテリー動作では1.5時間程度しかもたなかった。製品版での改善を期待したい
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