タカラトミー「SwitchSwitch」でオトナの妄想再び

» 2006年04月13日 20時25分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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 タカラトミーによる「タカラトミーグループ夏商戦商談会」が4月13日、東京・浅草で開催された。旧タカラ+PCパーツ関連といえば“「秘密基地をつくろう!」シリーズ”が思い浮かぶが、もう1つこれまたぐっと来るものを用意していた。

 その名は「SwitchSwitch(スイッチスイッチ)」。キースイッチ(B-01)、ロータリースイッチ(B-02)、丸形スイッチ(B-03)、トグルスイッチ(B-04)の4種類が7月より発売される。価格はいずれも840円(税込み)。

 なんのことはないただのスイッチだ。機能は何もない(操作したら音が鳴るだけ)。でも写真を見れば分かる人には分かってもらえるだろう。形状や操作具合(ちゃんとカチッと操作できるし、キーも抜き差しできる)……このリアルさにぐっと来るではないか。ちなみに本体裏には磁石が内蔵され、スチール板や冷蔵庫などに貼り付けることができる。


 4種あるこれらSwitchSwitchは、キーをひねったり、ロータリスイッチ/トグルスイッチを操作したり、赤い丸いボタンを押したりするとリアルな機械ふうサウンド──“ゴゴゴゴゴ”なベルトコンベア動作音/“ぶいぃぃぃん”なタービン音──が鳴り、LEDが点滅する。各サイズは一様で、ブロック感覚で拡張できるのも特徴だ。

photophoto キー/ロータリー/丸形/トグルの4種類を揃える(写真=左)。メイン電源スイッチのような、はたまたエマージェンシーボタンのような「丸形」(写真=右)

photophoto ギミックにもちょっと凝っている「キースイッチ」。ONにするとベルトコンベアが動き出す(ような音がする)。安全のためOFFの位置でないと鍵は抜けないのである

photophoto この部分だけを見ると、本当にどこかの工場の一部みたい。「トグルスイッチ」のレバーを倒すとパワータービンが始動する(ような音がする)(写真=左)。こちらは開発中のオシログラフ(のようなもの)。横に2段ぶんスペースをとるタイプとなる(写真=右)

 なお「秘密基地をつくろう」シリーズのトーンと同じように、「SwitchSwitch」シリーズのキャラクター設定はカンペキである。そこに下町で工場を経営する父親とその家族、従業員の様子が浮かんでくるようだ。

photophoto 開発は「スキマ産業」。代表取締役社長 隙馬秀一氏以下、開発部長 隙馬秀二氏、経理担当 隙馬アキ子氏、設計主任 フランク氏(なぜこいつだけ……)で世界を狙う(写真=左)。“スイッチの神様”隙馬秀一社長著『スイッチを切ってくれ』好評発売中(うそ)、ユニフォーム、名刺、そして(よく見なければ分からないが)ノベルティカレンダーもある(写真=右)

 7月22日に発売を開始する「秘密基地をつくろう」シリーズとターゲットユーザーやノリが近いこともあり、合同でキャンペーンを行うことも計画中であるとのことだ。想像してみて欲しい、スチールPCケースの側面にこれらがバシバシバシと並んでいたら、冷蔵庫のドアがスイッチだらけだったら。

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