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» 2006年05月08日 13時00分 UPDATE

日本初のXPSノートはけっこう「遊べるっ!」──デル「XPS M1710」 (1/4)

日本では「いたってまじめ」なイメージのデルであるが、米国には「遊び」のデザインを大胆に取り入れた「XPS」シリーズが存在する。今回はようやく日本で登場したパワフルなアメリカンノートPCの実力を見てみよう。

[長浜和也,ITmedia]
kn_xpsnotezen.jpg XPSラインアップのノートPCとして日本で初めて投入された「XPS M1710」

 日本でもハイエンドゲーマー向けのラインアップとしてデスクトップPC「XPS 600」がすでに存在している。シルバーのフロントパネルと色を変えられるLEDランプの組み合わせというデザインには従来の「地味な」Dimensionシリーズとはだいぶ変わった「遊び」の要素が盛り込まれている。

 このように、XPSシリーズは日本のユーザーがデルに対して抱いている「法人向けの大量導入PC」とは異なる、ゲームやエンターテインメントなどの「遊び」を重視した個人向けのラインアップだ。これまで日本で販売されていたのは先ほど紹介したデスクトップPCのXPS 600だけであったが、米国ではXPSラインアップにノートPCも用意されている。今回日本で登場した「XPS M1710」は米国ですでに販売されていた同じ名称の製品と同じものになる。

 日本におけるデルの個人向けノートPCというと従来は「Inspiron」だけであった。そのInspironのハイエンドモデルがInspiron 9400だ。XPS M1710もInspiron 9400も高解像度(1920×1200ドット)表示の17インチワイド液晶ディスプレイを搭載したハイパフォーマンスノートPCであることは共通している。両者の違いは1つにデザイン、そして2つにBTOメニューで選択できるパーツだ。

kn_xpsnotezengo.jpg 前面にはLEDランプが組み込まれたスピーカーとコンテンツコントロールボタンが、背面には4つのUSB 2.0にFAXモデム、LAN(1000BASE-T対応)のほかに、画像出力としてDVIとアナログD-sub、そしてS-Video用の7ピンmini-DINが用意されている
kn_xpsnotesayu.jpg 左側面には2つのUSB 2.0と光学ドライブが、右側面にはIEEE 1394に2つのUSB 2.0、サウンド系端子とシンプルな構成。なんといっても「光る」吸気用スリットが印象的だ

 今回登場したノートPCがXPSたる最大の特徴は「遊び」の要素を取り入れたデザインだろう。XPS 600と同様に色が変えられるLEDランプがボディの側面にある吸気用スリットと前面の左右に内蔵されたステレオスピーカー用スリットに組み込まれている。

 XPS 600でLEDランプの色を変えるにはBIOSセットアップから設定しなければならなかったが、XPS M1710はWindows XPで動作するユーティリティでLEDランプの色が設定できるようになった。

 また、天板部分は波面加工された金属のパネルが採用されただけでなく、従来の「Inspiron」のイメージを覆す鮮やかなレッドでカラーリングされている(なお、米国のXPS M1710ラインアップではブラックモデルもあるが日本ではレッドモデルのみ投入される)。LEDランプは天板部分の両脇とタッチパネルに刻まれた「XPS」のロゴにも内蔵されているので、いや応なしに周りへ「俺はXPSを使っているぞぉーー」とアピールすることになる。

kn_xpsnoteled.jpgkn_xpsnotepowm.jpgkn_xpsnoteopt.jpg LEDランプは付属のツールで場所ごとに設定できる「色」のほか、輝度(すべて同じ設定になる)も制御できる。なお、ここには「パネル裏面」の色設定も用意されているが、ここに組み込まれたLEDだけはBIOSからのみ設定可能となる(タッチパッドのLEDはレッドのみ)。ユーティリティにはLEDランプの設定以外にも、パワーマネジメントやプロパティ表示設定を行うタブがある

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