日本初のXPSノートはけっこう「遊べるっ!」──デル「XPS M1710」(3/4 ページ)

» 2006年05月08日 13時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]

モンスターノートにふさわしい3D性能

 Intel Core DuoにGeForce Go 7900シリーズを搭載したXPS M1710のパフォーマンスはいかなるものだろうか。PCMark05と同04、そして3D性能を見るためにFuturemark系から市販ゲームの3Dベンチマークテストを行ってみた。

PCMark05
PCMark5214
CPU5016.0
Memory3229.0
Graphics6260.0
HDD4179.0
HDD - XP Startup7.0
Video Encoding339.6
Image Decompression25.7
WMV Video Playback30.9

PCMark04
PCMark6527
CPU6236.0
Memory4114.0
Graphics10374.0
HDD3975.0
WMV Video Compression85.2
DivX Video Compression82.5

1024×768ドット、nonAA、nonAniso1024×768ドット、4XAA、8XAniso1600×1200ドット、nonAA、nonAniso1600×1200ドット、4XAA、8XAniso
3DMark06 SM2.0 Score2308185716611265
3DMark06 Pixel Shader340.332229.377154.607113.689
3DMark06 Shader Particles (SM3.0)16.56616.27516.41115.773
3DMark06 Perlin Noise (SM3.0)81.18280.89533.68233.420
3DMark05 3DMark Score8517730064745153
3DMark03 3DMark Score1810411701119216953
3DMark03 GT1437.3330.9326.8202.7
3DMark03 GT4101.587.178.359.9
Aquamark392.826382.631180.826465.6256
DOOM3135.3106.1101.456.3
FarCry65.6465.863.8153.89


 BTOでスペックをカスタマイズできるXPS M1710であるが、今回試用した製品はCPUにIntel Core Duo T2600、グラフィックスコアにGeForce Go 7900 GTXを搭載しているだけでなく、メモリにDDR2-667MHz/2Gバイト、HDDに7200rpmの100Gバイトドライブ「HTS721010G9SA00」というモンスタースペックであったため、ほかに比較できる適切な構成のノートPCが存在しない(以前ベンチマークを紹介しているハイエンドノートPCのEndeavor NT9500ProではMOBILITY RADEON X1600を搭載していた)。

 そのため、表として数値を並べるだけになっているが、たとえば3DMark05において1600×1200ドット、4XAA、8XAnisoの条件においてCPUがAthlon FX-57、メモリがPC3200/1Gバイト、GeForce 7900 GT搭載のシステムで3DMark Scoreが4700であったことを考えると、XPS M1710の優れた3Dパフォーマンスをうかがい知ることができるだろう。

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