これがソニー流“Origami”か!?──新VAIO type Uを分解して、見た!(3/3 ページ)

» 2006年05月16日 17時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]
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小型PCとガジェット好き以外にも見逃せないモデルだ

 久々に復活を果たした新VAIO type U。標準バッテリーの駆動時間が約3.5時間という点は悩ましいが、見た目はカッチリとできており、システム性能は高く、液晶パネルの解像度も広いため、PCとしての利用にも期待が持てる。標準でアナログRGB出力や有線LAN、AV出力が行えるディスプレイ/LANアダプターが付属するので、プレゼンテーションなどにも十分活躍してくれるだろう。

 プリインストールソフトには、タッチパネルを生かした地図ソフトや手書きソフトのほか、PCとのデータ同期用にACCUSYNC for VAIOがラインアップされている。オプションでBluetooth GPSユニット「VGP-BGU1」(実売約1万8000円前後)やBluetooth オーディオコントローラー「VGP-BRM1」(実売約1万円前後)、本機専用のIEEE1394接続のDVDスーパーマルチドライブ「VGP-DDRW4」(実売約4万円前後)が用意されるほか、本革製のキャリングケースや液晶保護シートなどアクセサリー類が充実しているのも見逃せない。小型PCとガジェット好きだけに独占させておくのには、もったいないモデルと言えそうだ。

 なお、実際の使い勝手や詳細は後日のレビューでお届けする。

photo 新VAIO type Uを構成するパーツ一覧(なお、今回の記事はソニー開発陣の協力を得て作成しました)
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