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» 2006年06月30日 00時00分 公開

最速クラスの高速応答と低価格を実現した19インチ液晶ディスプレイ──FlexScan S1911-SA (1/2)

既報の通り、ナナオの液晶ディスプレイ「FlexScan」の「SlimEdge」シリーズに、新モデルが7機種、一挙に追加された。先日は19インチの最上位モデル「FlexScan S1931-SA」をレビューしたが、今回は同じく19インチで最速の応答速度を持った「FlexScan S1911-SA」を紹介しよう。

[林利明(リアクション),PR/ITmedia]
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高速応答&オーバードライブ搭載のTN系パネルを採用

 「FlexScan S1911-SA」(以下、S1911)は、19インチでSXGA(1280×1024ドット)の液晶ディスプレイだ。大幅に拡充された狭額ベゼルの「SlimEdge」シリーズの中にあって、最速の応答速度を備えている。発売は7月10日の予定で、ナナオの直販サイト「EIZOダイレクト」での価格(税込み)は5万9800円だ。

 S1911の大きな特徴は、オーバードライブ回路の搭載で高速な応答速度を実現した、TN系の液晶パネルを採用したことだ。動画の表示性能は後述するとして、応答速度は黒白間が6ms、中間階調が2msと、現在の最速クラスである。余談だが、この液晶パネルは、EIZOダイレクトのBTOサービス「MyStyle 112」のメニューでも、「スタンダード(オーバードライブ)」として選択することが可能だ。

黒白間6ms、中間階調2msと現在最速クラスの高速応答速度を実現した19インチSXGA液晶ディスプレイ「FlexScan S1911-SA」

 おもなスペックを下表にまとめた。

 FlexScan S1911-SA
画面サイズ19インチ
画面解像度SXGA(1280×1024ドット)
駆動方式TN
最大表示色1619万色
視野角水平170度/垂直170度(コントラスト比5:1時)
最大輝度300cd/m2
コントラスト比700:1
応答速度黒→白→黒6ms
中間階調2ms(オーバードライブ回路搭載)
PC入力端子DVI-D(デジタル)/D-Sub15ピン(アナログ)
EIZOダイレクト価格(税込み)5万9800円

 画面の表面処理はノングレアだ。最新のTN系パネルなので、どの項目も十分な数値をクリアしている。最大表示色が1619万色(一般的にPC環境のフルカラーは1677万色)なのは少し気になるが、動画の表示性能と合わせて後半でチェックしよう。ちなみに現在の19インチTN系パネルは、ほとんどが最大1619万色である。

 本体まわりとOSD機能は、先にレビューした「FlexScan S1931-SA」とほとんど同じだが、改めて1つ1つ見ていく。

 PC入力インタフェースは、デジタル接続のDVI-Dとアナログ接続のD-Sub15ピンの2系統だ。それぞれに対応したディスプレイケーブルが付属する。DVI-D端子は、デジタルコンテンツの著作権保護「HDCP」には対応していない。

PC入力インタフェースはデジタル(DVI-D)×1とアナログ(D-Sub15ピン)×1の2系統。音声入力は1系統、USBは非搭載だ

 背面の左右には、ステレオスピーカーを搭載している(出力は300mW+300mW)。スリムベゼルを維持したままステレオスピーカーを搭載するというデザイン処理の自信作だ。音声入力が1系統である点と音質的に最小限である点は残念だが、液晶ディスプレイの内蔵スピーカーはメッセージサウンドやアラート音がちゃんと聞こえれば十分という人が少なくなく、また、AV用途には高音質な外部スピーカーを使えばよいので問題はないだろう。

液晶パネル部分の裏面下部に設けられた出力300mW+300mWのステレオスピーカー

 スタンドは定評ある「ArcSwing 2」を採用する。チルト、スイーベル、高さ調節が可能で、画面の位置を下げて、ノートPCと同じような見下ろす感覚で画面を眺められるのが特徴だ。このポジションは身体的な負担が軽減されるため、長時間の使用に適している。

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