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» 2006年08月23日 17時35分 UPDATE

アイ・オーが「Tera」を投入――企業ユースにも耐える“本物”を

アイ・オー・データ機器から多彩なRAIDモードを備えたTバイト級のNASが登場する。新設計のカートリッジシステムを採用し、ホットスワップにも対応した。

[後藤治,ITmedia]
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 アイ・オー・データ機器は8月23日、Serial ATA HDDを4基内蔵し、RAID-0/0+1/5をサポートする大容量NAS「LANDISK Tera」シリーズを発表した。新設計のカートリッジシステム「Relational HD」により内蔵HDDを容易に換装できるほか、ホットスワップにも対応するなど運用・保守面に優れた特徴を持つ。

 ラインアップは1Tバイトモデル「HDL-GT1.0」(250Gバイト×4基)と、2Tバイトモデル「HDL-GT2.0」(500Gバイト×4基)の2製品。価格はHDL-GT1.0が10万6300円、HDL-GT2.0が21万900円(ともに税別)で、9月下旬より出荷される。

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 発表会の冒頭でアイ・オー・データ機器 代表取締役社長 細野昭雄氏は、昨今の大容量NAS製品群を振り返り、「価格競争による影響で本来あるべきRAID対応ストレージとしての品質が軽視される傾向にある」とコメントする一方、今回新たに投入するLANDISK Teraシリーズが「企業ユースにも耐えうる本物をめざした製品だ」と述べ、運用・保守や信頼性の面で他社競合製品よりも優れていることをアピールした。

 LANDISK Teraシリーズは、ギガビットLAN接続に対応する大容量タイプのNASで、4台のSerial ATA HDDにより、RAID0(ストライピング)とRAID0+1(ストライピング+ミラーリング)、4基によるRAID5構成に加えて、3基によるRAID5+リムーバブルHDDとしても運用できる多彩なRAIDモードを備える。

 また、新設計のHDD内蔵専用カートリッジ「Relational HD」による交換式を採用したのも特徴の1つだ。HDDをカセット感覚で着脱できるほか、ホットスワップにも対応。カートリッジ前面にはインジケータ兼用のロックスイッチを装備し、異常発生時にはPCレスでカートリッジ交換が可能となっている。なお、このカートリッジに対応した製品も今後展開される予定で、5インチベイ内蔵用アダプタ「RHD-IN/SA」(実売予想5000円前後/10月出荷予定)や、USB/eSATA外付けドライブ「RHD-EX/UX」(価格未定/12月出荷予定)などの商品化が決定している。

landisk_002.jpglandisk_003.jpglandisk_004.jpg カートリッジの取っ手は吸気口も兼ねている(写真=左)。背面にUSB×1とeSATA×2を搭載。12センチファンは内部温度と連動して回転制御される(写真=中央)。“他社競合製品”と並べて展示されていた(写真=右)。LCDユニットがないぶんLANDISK Teraのほうがコンパクトだ

 このほか、DLNA 1.0準拠のメディアサーバ機能を搭載しており、対応機器とのシームレスな連携が可能。DigiOn製DiXiMサーバ「DiXiM Media Server」を搭載するほか、東芝製デジタルハイビジョンテレビ「REGZA Z1000」シリーズとの連携にも対応予定としている。

 インタフェースとして、前面と背面にUSBを各1基、背面にeSATAポートを2基搭載する。eSATA外付けHDDを接続することで、内蔵RAIDボリュームを外付けHDDへミラーリングすることも可能だ。本体サイズは170(幅)×230(奥行き)×183(高さ)ミリ。

landisk_005.jpglandisk_006.jpglandisk_007.jpg なお参考展示として、5インチベイ内蔵用アダプタ「RHD-IN/SA」(写真=左)とUSB/eSATA外付けドライブ「RHD-EX/UX」(写真=中央)のほかに、LANDISK Teraの動作状態を表示する液晶ディスプレイユニット「HDL-GT/LCD」とiDVR/iDVR Miniに対応した外付けキット「IVDR-EX/UX」も並んでいた(ともに発売日と価格は未定)

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