いまそこにある物欲――WPC会場で特売品を漁るWPC TOKYO 2006

» 2006年10月18日 12時59分 公開
[後藤治,ITmedia]
開場後すぐに人を集めたのは即売コーナーだった

 WPC TOKYO 2006の開催と同時にどのブースよりも賑わっていたのは、第5ホールにあるショッピングモールの即時販売コーナーだ。出展数は全5店と少ないものの、広くスペースを構えるコジマやGENOの周りには黒山の人だかりができていた。記者も同様に、新技術の紹介パネルや参考出品には目もくれず、物欲に突き動かされて特売品を漁ってみた。

 特に人を集めていたのは大手家電量販店のコジマ。目玉商品は何ですか? という問いに「全部ですよ」(同社)と答えていたように、商品の値付けは通常の販売価格よりもさらに20〜30%引きで販売している。その内容も液晶TVやレコーダーといったAV機器から、デジカメ、プリンターなどのイメージングデバイスまでそろえており、かなり幅広い。

そこかしこに“特価”の文字

 1つ注目を挙げるなら「タイミングを見て」開始するとしていたコジマのオークション。本日から11月20日までの3日間にノートPCを1機種ずつ3台投入する予定で、初日は日立製作所の「Prius Note PN33N」。昨年秋冬モデルのエントリーノートPCで、現在は10万円前後の価格と予想されているが、これを1000円からオークションにかけるという。なお、明日以降の機種については未定とのこと。

 一方、GENOのWPC特価品は1GバイトのSDメモリーカードが1990円、1GバイトのminiSDが2390円、USBフラッシュメモリも1Gバイトが2190円、2Gバイトが4590円(東芝製は5990円)と、メモリ関連の製品が充実している。このほか、限定20台としてPentium IIIを搭載する型落ちのA4ノートPCが1万円を切る価格で販売されていた。

コジマの売り場を取り囲むように人の列が出来ていた(写真=左)。GENOはメモリカードなどを格安で販売(写真=中央)。パレットに群がる人。ちょっと殺気立っている(写真=右)

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