第4週の週末にはWindows Vistaへのアップグレード優待券つきのOEM版「Windows XP」が複数のショップで売られるようになった。通常のアップグレード版Vistaを購入するよりも低価格で購入できる仕組みになっている。
XPのバージョンによって乗り換えられるVistaのバージョンが異なり、一部の乗り換えには事務手数料以外の料金が発生するなど、複雑な組み合わせになっている。1万5000円以下で買える「Windows XP Home Media Center Edition 2005」から、通常売価2万5800円の「Windows Vista Home Premium(アップグレード版)」へ事務手数料のみで乗り換えられるなど、乗り換えコストを大幅に下げられるチャンスではあるが、ユーザーの反応はまだイマイチという。
フェイス秋葉原本店は「人柱上等という人も秋葉原にはいますが、大多数は新しいテクノロジーをじっくり見定めてから購入を検討しています。年末にかけて、Vistaの全貌が明らかになってくれば盛り上がるでしょう。現在の状況は予想どおりです」と話す。
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