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脆弱性は解決済み――コーレル、圧縮/解凍ソフト「WinZip 10.0 日本語版」を発売

» 2006年11月24日 15時40分 公開
[ITmedia]

 コーレルは11月24日、ファイル圧縮/解凍ソフトウェア「WinZip 10.0 日本語版」のダウンロード販売を開始した。ラインアップには、スタンダード版とプロフェッショナル版があり、それぞれに通常版とアップグレード版を用意する。価格は、スタンダード版の通常版が4725円、スタンダード版のアップグレード版が2363円、プロフェッショナル版の通常版が7875円、プロフェッショナル版のアップグレード版が3938円。アップグレード対象製品は、WinZipの従来バージョン(英語版も含む)となる。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPだ。

 WinZip 10.0では、新しい圧縮技術の採用により、従来より小容量のファイルを作成可能となった。また、エクスプローラスタイルの表示形式で、解凍/再圧縮を行うことなく、ZIPファイルのまま、ファイルの追加や削除ができるため、複数のフォルダで構成されるZIPファイル作成の作業が容易になった。プロフェッショナル版では、タスクの自動化やスケジュール管理、FTPへのアップロード機能、CD/DVD書き込み機能を備える。

 WinZip 10.0 英語版に関しては、2006年11月14日にセキュリティホールの存在が公表されたが、すでに問題を修正した最新版が公開されている。日本語版では、開発段階でこのセキュリティホールを解決済みという。

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