VAIO type Gは、1024×768ドット表示の12.1インチ液晶ディスプレイを搭載した薄型軽量のモバイルノートPCだ。店頭販売モデルは、従来同様2台を用意。1スピンドルモデルの「VGN-G1LBN」と2スピンドルモデルの「VGN-G1KBN」が2月17日より発売される予定だ。価格はオープン、実売予想価格はVGN-G1LBNが23万5000円前後、VGN-G1KBNが25万5000円前後。OSはいずれもWindows Vista Businessを搭載する。
VGN-G1KBNが2層対応のDVDスーパーマルチドライブを内蔵することを除けば、基本スペックはほぼ共通化されている。従来機と比べて、CPUはCore Solo U1300(1.06GHz)からCore Solo U1400(1.2GHz)に、メモリは512Mバイトから1Gバイトに増強された。ただし、VGN-G1LBNはオンボードで1Gバイトを実装しているのに対して、VGN-G1KBNは512Mバイトのオンボードメモリと512Mバイトのメモリモジュールの合計で1Gバイトを実現している。そのため、VGN-G1KBNはメモリスロットに空きがなく、メモリの最大容量がVGN-G1LBNより512Mバイト小さい1536Mバイトになる。
堅牢性と軽さの両立を目指したボディの設計に変更はなく、本体サイズは277(幅)×215(奥行き)×23.5〜25.5(高さ)ミリ、重量はVGN-G1LBNが約898グラム、VGN-G1KBNは約1124グラムとなっている。バッテリ駆動時間については、VGN-G1LBNが約5.5時間、VGN-G1LBNが約11.5時間だ。Vistaの採用や基本スペックの強化により、バッテリ駆動時間は前モデルより約30分〜1時間短くなった。
直販のVAIO・OWNER・MADEモデルは、CPU、メモリ、HDDのCTOメニューをアップグレードした。カラーはブラックとプレミアムブラウンの2色を追加している。このうち、プレミアムブラウンは1200台限定の特別仕様だ。
VAIO type G店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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タイプ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VAIO type G | VGN-G1KBN | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core Solo U1400(1.2GHz) | 1024MB | 80GB | Business | 25万5000円前後 |
VGN-G1LBN | 1スピンドル | マイナーチェンジ | Core Solo U1400(1.2GHz) | 1024MB | 80GB | Business | 23万5000円前後 | |
VAIO type G店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
タイプ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
VAIO type G | VGN-G1KBN | 12.1インチ | 1024×768 | Intel 945GMS | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約1.124キロ |
VGN-G1LBN | 12.1インチ | 1024×768 | Intel 945GMS | − | チップセット内蔵 | − | 約898グラム | |
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