3月5日、インクリメントPが高精細3D地図プラグインソフトの「リアル 3D マップ BETA」を公開した。これは同社製地図ソフト「MapFan PLANNER」シリーズのユーザーを対象としたもので、2007年初旬に提供予定としていた。
リアル 3D マップ BETAは、MapFan PLANNERシリーズのプラグインとして機能する3Dビューワで、3D地図データをサーバから随時取得して画面に表示する。具体的には、3次元立体地図MAPCUBEのデータと、衛星・航空写真、標高データを組み合わせて日本全国の立体地図を表現する。
著名な建物やランドマークなど約1万5000件には、実際の写真データをテクスチャとして貼り付けたリアルなデータで表示されるほか(政令指定都市中心部が対象)、富士山などの地形も衛星・航空写真(東名阪周辺および政令指定都市中心部)と標高データを組み合わせることで、立体的な景色を俯瞰できる。また、MapFan PLANNNERとの連携も図られており、緯度/経度情報をやりとりすることで2D/3Dの地図表示が簡単に行える。
ほかにも、天候(晴れ/曇り/雨/雪)や時間を任意に変更して景観を楽しめたり、著名なランドマークにはあらかじめ用意されたブックマークをクリックするだけでジャンプできたりと、エンターテインメント機能を備えているのも特徴だ。
なお、「リアル 3D マップ BETA」は当面無償で公開されるが、提供期間や有償化などは決まっておらず、同社はユーザーからの積極的なフィードバックを求めている。
リアル 3D マップ BETAの動作環境は下記の通りだ。
リアル 3D マップ BETAの動作環境 | |
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CPU | Pentium 4/M 1GHz相当以上を推奨 |
メモリ | 512Mバイト以上を推奨 |
HDD | 500Mバイト以上の空き容量 |
OS | Windows Vista Basic/Home Premium/Business、XP(SP2以降)、2000(SP4以降) |
Webブラウザ | Internet Explorer 6.0(SP1)以上 |
そのほか | MapFan PLANNNERがPCにインストールずみで、オンライン利用権が有効期限内にあること、インターネット接続環境 |
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