HDDとCPUを強化した「遊ぶ」ノート──VAIO type C2007年夏 Vista搭載PC特集

» 2007年04月10日 15時00分 公開
[ITmedia]
VAIO type C

 VAIO type Cは夏モデルで「VGN-C71B/W」「VGN-C61HB」「VGN-C51HA/W」「VGN-C51HB/W」の4タイプが投入される。VGN-C61HBには筐体カラーで型番末尾が異なる「VGN-C61HB/P」「VGN-C61HB/L」「VGN-C61HB/H」「VGN-C61HB/G」の4製品が含まれる。なお、VGN-C61HBにはそれぞれの色に合わせたPCケースが付属する。

導入されているOSの構成や液晶ディスプレイのサイズと解像度、チップセットとグラフィクスコアの組み合わせなどは春モデルと同様。VGN-C61シリーズとVGN-C51シリーズではCPUがCeleron M 430からCeleron M 440に変更されたほか、すべてのモデルでHDDの容量が増えた(VGN-C71B/Wで100Gバイトから120Gバイトへ、ほかのモデルは80Gバイトから100Gバイトへ)。

 それ以外の基本スペックは春モデルを継承する。13.3インチワイドのクリアブラックLE液晶ディスプレイ(最大解像度は1280×800ドット)とDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載。最上位モデルのVGN-C71B/Wのみは、メモリ容量が1Gバイト、チップセットにIntel 945PM、GPUにGeForce Go 7400を採用し、導入OSはWindows Vista HomePremiumとなっている。ほかの3モデルはメモリ容量が512Mバイト、チップセットに統合型のIntel 945GMを採用、導入OSがWindows Vista Basicとなる。

 VAIOオーナーメードモデルでは筐体カラーに春モデルでも用意された「ESPRESSO BLACK」が選択可能。導入できるOSも店頭モデルにはない「Windows Vista Business」が用意されている。CPUもCore2 Duo T7400(2.16GHz)、同T7200(2GHz)、Celeron M 430(1.73GHz)が選べる。なお、夏モデルからはHDDの最低容量が従来の60Gバイトから80Gバイトに増えたほか、最大容量も120Gバイトから160Gバイトに変更された。

 出荷開始は4月21日からで、予想される実売価格はVGN-C71B/Wが約19万円、VGN-C61HBシリーズが約15万円、VGN-C51HA/Wが約15万5000円、VGN-C51HB/Wが14万5000円となる。

VAIOノートPC店頭モデルの概要(その1)
タイプ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
VAIO type C VGN-C71B/W 2スピンドル マイナーバージョンアップ Core 2 Duo T5500(1.66GHz) 1Gバイト 120Gバイト Home Premium 約19万円
VGN-C61HB 2スピンドル マイナーバージョンアップ Celeron M 440(1.86GHz) 512Mバイト 100Gバイト Home Basic 約15万円
VGN-C51HA/W 2スピンドル マイナーバージョンアップ Celeron M 440(1.86GHz) 512Mバイト 100Gバイト Home Basic 約15万5000円
VGN-C51HB/W 2スピンドル マイナーバージョンアップ Celeron M 440(1.86GHz) 512Mバイト 100Gバイト Home Basic 約14万5000円

VAIOノートPC店頭モデルの概要(その2)
タイプ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
VAIO type C VGN-C71B/W 13.3インチワイド 1280×800 Intel 945PM 2層対応DVDスーパーマルチ GeForce Go 7400 2.3キロ
VGN-C61HB 13.3インチワイド 1280×800 Intel 945GM 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 2.3キロ
VGN-C51HA/W 13.3インチワイド 1280×800 Intel 945GM 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 2.3キロ
VGN-C51HB/W 13.3インチワイド 1280×800 Intel 945GM 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 2.3キロ

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