「いまはまだ」「きっといつか……」そんな言葉が飛び交った5月のアキバ5分で分かった気になる、5月のアキバ事情(3/4 ページ)

» 2007年06月01日 10時09分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

大容量のフラッシュメモリが、ギリギリ現実的な値段で登場

 5月は、32Gバイトの容量をもつフラッシュメモリが複数登場した。

 5月9日に、サムスンから内蔵HDDの代わりに使えるSSD(Solid State Drive)が登場。2.5インチタイプの「MCAQE32G5APP-0XA」や1.8インチの「MCBOE32G8APR-0XA」など、いずれも一般的なノート用HDDのコネクタを採用している。同種の製品に比べ高速なのが特徴で、読み込み速度は最大58Mbps、最大書き込み速度は32Mbps。ともに10万円前後する高価な製品だが、あるショップは「2年前なら30万円以上したはず」と話す。

 5月22日には、ExpressCard /34対応のフラッシュメモリカードがトランセンドから登場した。32Gバイトタイプの「TS32GSSD34E」は6万9800円で、16Gバイトタイプの「TS16GSSD34E」が3万9800円となる。入荷したドスパラ秋葉原本店は「大容量のフラッシュメモリが急激に値下がりしています。まだ高いですが、ギリギリ手が出せるところまで降りてきた。チャレンジ精神あふれる人に買って欲しいですね」と話していた。

サムスンのSSD「MCAQE32G5APP-0XA」(2.5インチタイプ)
トランセンド「TS32GSSD34E」(左)と、同「TS16GSSD34E」(右)
製品名:TS32GSSD34E
製品名:TS16GSSD34E

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