グラフィックスカードベンダーのLeadtekは、水冷ユニット「Leviathan」のプロトタイプを展示している。クーラント用ポンプの能力は3800rpmで1200ミリリットル/分、アルミ製ジャケットのサイズは120×120×25ミリで180ワットの発熱に対応可能となっている。Leadtekのスタッフによると、Lebiathanはまだ開発中で出荷時期などは未定。サイズを小さくしてコストを下げないと市場で受け入れられる価格にならないというのが理由だ。
Mini-DTXマザーを展示しているAlbatronはその「KD690-AM2」以外にも、Intel X38搭載の「PXX38」とIntel G35搭載の「PXG35」をはじめとするIntel 3シリーズマザーやAMD RD790搭載マザーを展示していた。PXX38はサウスブリッジにICH9を載せて、DDR2-800までのサポート、PCI Express 2.0対応のX16スロットを2本持ち、デュアルギガビットLANとIEEE 1394に対応する。また、「PXG35」はサウスブリッジにICH8を載せているほかは対応メモリや拡張スロット、デュアルギガビットLANのサポートなど、そのスペックはPXX38に匹敵する。
ECSのブースではHDMIインタフェースアダプタが同梱されるグラフィックスカード「N8600GT-256MX HDMI」「N8500GT-512DZ HDMI」が展示されていた。HDCPキーは導入済み。“第2世代PureVideo HD”が特徴であるこれらのGPUにHDMIインタフェースが同梱されることはユーザーに強く訴求されるだろう。N8600GT-256MX HDMIはコアクロック600MHz、メモリクロック1600MHz、GDDR3メモリを256Mバイト搭載。N8500GT-512DZ HDMIはコアクロック500MHz、メモリクロック667MHz、GDDR2メモリを512Mバイト搭載する。
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