先週の木曜日、アイ・オー・データ機器の外付けグラフィックス「USB-RGB」が複数のショップに入荷した。価格は1万円弱で、在庫はやや少数だ。
USB-RGBはUSB 2.0に接続するタイプのグラフィックスユニットで、アナログRGB接続により、最大1400×1050(ワイド1440×900)ドットの出力ができる。USB-RGBで接続したディスプレイでも動画再生が可能としている。
フェイス秋葉原店は「海連の“サインはVGA”よりも高性能とのことですが、その分価格も高め。ショップとしても、まだニーズを見定めているところですね」と、慎重な姿勢をとっていた。注目度は高いものの、まだ売れ行きには直結していない様子だ。
ただ、PCI-Express x16やAGP 8X以外のグラフィックスアイテムは、昔から一定の需要がある。某ショップは「ノートや小型PCでのディスプレイ拡張はもちろん、トリプル以上のマルチディスプレイを構築するユーザーは昔から確実にいます。大ヒットは望めないものの、USB-RGBは息の長い定番アイテムになるでしょうね」と語っていた。
ちなみに、PCI-Express x1接続型グラフィックスカードでは、GeForceシリーズ初のGALAXYの「TECHNOLOGY GF P73GT-X1」が登場している、こちらの価格は1万2000円前後だ。
製品: | アイ・オー・データ機器「USBグラフィック(USB-RGB)」 |
入荷ショップ | |
フェイス秋葉原本店 | 9470円 |
ツートップ秋葉原本店 | 9480円 |
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