会場のメインステージでは、AMDの新発表を行う前に、玄人志向やマイクロソフト、市川ラボラトリーによるトークセッションが行われた。
最初にステージに上がったのは玄人志向。“サングラス男”氏が「非常に内気なので、助っ人の方に来てもらいました」(AMD佐藤氏)とのことで、“サングラス男の腹違いの弟”と自称する“サングラス弟”氏がマイクを握り、同社のグラフィックスカードの解説を行った。
RADEON HD 2000シリーズ搭載カードのうち、特に注力しているのはロープロファイル対応の「RH2400PRO-LE256H/HD」という。「1万円以下でHDCPに対応しており、HDMI出力もできます。安くAVマシンを組みたい人に是非買ってほしいです」(サングラス弟氏)とのこと。
マイクロソフトの森 洋孝氏は、Windows Vistaの最新アップデート情報とともに、Direct3D 10(DirectX 10)について解説。2008年には、マイナーバージョンアップした「Direct3D 10.1」がリリースされる見込みという。品質や柔軟性が向上するほか、グラフィックスチップの仮想化にも対応する可能性があるとのこと。
なお、トークのなかで、森氏は「Meは98からUIなどを変えただけでしたが、VistaはXPから大幅に改良しています」とアピールしており、最新OSの評判を多少気にしている(?)様子がうかがえた。
市川ラボラトリーの伊藤 拓也氏は、同社のRAW現像ソフト「Silkypix」をアピール。現像の素早さに加え、白飛びを抑えて画像を明るく見せるなどのフォトレタッチの便利な機能を説明し、「デジタル一眼レフカメラを持っている人は、とりあえず試用版をダウンロードして、性能を実感してください」と語った。
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