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» 2007年09月19日 15時45分 公開

30インチ級WQXGAのColorEdge:ナナオ、29.8インチワイドのカラーマネジメント液晶ディスプレイ

ナナオはカラーマネジメント液晶ディスプレイ「ColorEdge」シリーズで最大の画面サイズとなる29.8インチワイドモデル「ColorEdge CG301W」を発表した。

[ITmedia]
ナナオ「ColorEdge CG301W」

 ナナオは9月18日、カラーマネジメント対応の29.8インチワイド液晶ディスプレイ「ColorEdge CG301W」を発表した。2008年1月下旬より発売する。価格はオープン、実売予想価格は50万円前後で、印刷、出版、新聞などのグラフィックス市場に向けた製品となっている。

 ColorEdge CG301Wはハードウェアキャリブレーション対応の29.8インチワイドモデル。Adobe RGB比で97%の色域を表示でき、表示解像度は2560×1600ドット(WQXGA)に対応する。液晶パネルはVA系で、輝度は250カンデラ/平方メートル、コントラスト比は850:1、視野角は上下/左右178度。応答速度は、黒→白→黒が12ms、中間階調が6msだ。エミュレーション機能を使うことで、sRGBの色域も再現できる。

 スタンドは上40度のチルト調整、左右で各35度のスイベル調整、118ミリの高さ調整に加えて、画面を90度回転させて縦位置での表示も行える。可視域対角75.6センチで、縦位置表示時にはブランケット判(新聞1ページ)の原寸大表示が可能だ。また、VESA規格準拠のフリーマウント(100×100ミリ)もサポートしている。

縦位置での表示

 キャリブレーションソフトは独自の「ColorNavigator 5.0」を付属。従来バージョンからインタフェースが一新され、新機能の追加も行われた。新機能としては、過去のキャリブレーション結果を利用した再調整、ほかのディスプレイ表示状態の疑似再現、キャリブレーション時と現在の表示状態のズレ測定、キャリブレーション後の測定結果の手動微調整、印刷用紙の白色点や環境光の測定と反映、使用時間に合わせた再キャリブレーション時期の警告などが挙げられる。また、色弱者の色の見え方を画面上でシミュレーションできるソフト「UniColor Pro」も同梱される。

 階調性については、独自ASICの搭載により内部16ビット演算と12ビットのルックアップテーブル処理を行うほか、工場で1台ずつガンマ値を調整して出荷される。また、画面全域の輝度と色度のムラを低減して均一な表示にするデジタルユニフォミティ補正回路も内蔵している。

 映像入力は2系統のDVI-D端子を搭載。DVI-D端子は1つがデュアルリンク対応、もう1つがHDCP対応となっている。USB 2.0のアップストリーム×1とダウンストリーム×2も装備している。本体サイズは、689(幅)×254.7(奥行き)×511.5〜629.5(高さ)ミリ、重量はスタンドを含む場合が約15.7キロ、ディスプレイ部のみが約11.2キロ。保証期間は5年間だ。

 製品にキャリブレーションセンサーは同梱されず、X-RiteのEye-One/MonacoOPTIXシリーズ、ColorVisionのSpyder2シリーズに対応する。ColorNavigator 5.0の対応OSは、Windows XP/Vista(64ビット版も対応)、Mac OS X 10.3.9以降だ。遮光フードは製品に付属している。

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