今回の評価機はWindows Vista Home Premiumを採用し、CPUにTurion 64 X2 TL-52(1.6GHz)、チップセットにAMD M690Vを搭載するほか、2Gバイトのメモリと120GバイトのHDD、DVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブ、IEEE802.11a/g/b準拠の無線LAN機能を備えた、“中の上”あたりに位置する構成だった。本体カラーは、もちろんNEC Directオリジナルのグロスブラックだ。
グラフィックス機能はチップセット内蔵コアのRadeon X1200となり変更はできないが、Windows Vista Home Premiumが備えるWindows Aeroを筆頭としたWindows Vista固有のインタフェースも快適に利用することができた。
家庭用PCとしては満足できる内容だが、より快適なレスポンスを追求したいなら、HDDをハイブリッドタイプに交換したり、IEEE802.11n(ドラフト)対応の無線LAN機能への変更がお勧めだ。原稿執筆時は、ハイブリッドHDDが通常タイプの同容量ドライブから1050円、無線LANはIEEE802.11a/g/bからドラフト11nに1050円の追加でアップグレード可能なキャンペーンを実施していた。NEC Directでは定期的にお得なキャンペーンを展開しているので、購入する際は忘れずにチェックしたい。
店頭モデルでワンセグチューナーを内蔵するのは、CPUにMobile Sempronを採用し、カラーバリエーションモデルが用意されないLaVie L LL590/KGのみだが、NEC Directならワンセグチューナーを搭載しても基本スペックや本体カラーを好みに応じて選べる。店頭モデルの基本性能と機能のバランスに物足りなさを感じる人にとって、本機はその不満を解消してくれる1台となるはずだ。
購入後に気になるサポートについても、5種類の保証サービスパックが用意されている。メーカー1年保証を除きいずれも有償となるが、修理保証期間が3年間に延びる「PC3年間メーカー保証サービスパック」、さらに落下や水こぼしといった事故にも対応する「PC3年間安心保証サービスパック」、専門スタッフが遠隔操作でPCのトラブルを解決してくれる「PC3年間安心保証サービスパック(リモート点検付き)」、スタッフの訪問サポートを受けられる「PC3年間出張修理保証サービスパック」のいずれかを選べる。ノートPCの場合、近くに置いたコップを誤って倒してしまったり、ケーブルを引っ掛けて机から落としてしまうといったケースは故障原因の中でも目立って多い。大切なPCを長く使い続けるためにも、安心保証サービスパックの追加を検討したいところだ。
一方、直販モデルは実機に触れられないので不安という場合は(場所が限定されるものの)、NEC Direct製品を展示している「NEC Direct スポット」を活用したい。
PCは今やすっかり身近なアイテムとなったとはいえ、10万円単位での出費が必要になる買い物だけに、買ったあとで後悔するのは絶対に避けたい。基本スペックやデザインを選択可能で、充実した保証も選べるNEC Directなら、そういった心配をすることなく、満足度の高い買い物をすることができるだろう。PCの購入を考えているなら、ぜひ一度NEC Directにアクセスしてほしい。
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