キヤノン、クラス最速のA4ドキュメントスキャナ「DR-2510C」を発売新ブランド名はimageFORMULA

» 2007年11月06日 13時13分 公開
[ITmedia]

新ブランド名「imageFORMULA」を立ち上げScanSnapを追撃

収納時の「DR-2510C」

 11月6日、キヤノンはA4ドキュメントスキャナの新モデル「DR-2510C」を発表した。発売は11月初旬の予定で、価格はオープンプライスだが市場想定価格は4万9800円前後の見込み。なお、本機から新ブランド名の「imageFORMULA」の名が与えられている。

 DR-2510CはCISセンサ搭載の小型ドキュメントスキャナで、カラー/モノクロともに毎分25枚、両面スキャンで50面(200dpi/300dpi時)と従来モデルを大幅に上回るスキャン速度を備える。3つのワンタッチボタンやTWAIN/ISISドライバを標準で搭載するほか、重送検知用の超音波センサを内蔵しているのが特徴だ。なお、光学解像度は600dpiで、光源にはRGB 3色のLEDを採用する。

 最大50枚対応のADFを装備し、標準紙から薄紙/厚紙、複写伝票や半折り原稿(A3対応)、エンボス加工されたカード類の給紙が可能だ。また、カラー/モノクロの自動判別、原稿サイズの自動検知、文字向き検知、斜行補正、白紙スキップといった機能に加え、原稿の裏写り除去や背景除去、モアレ除去といった便利機能を新たに実装した。

 PCとの接続はUSB 2.0で、利用するさいには別途ACアダプタの接続が必須だ。本体サイズは収納時で298(幅)×160(奥行き)×160(高さ)ミリ、重量は約2.4キロとなる。付属ソフトウェアは、「Adobe Acrobat 8 Standard」を筆頭に、「CapturePerfect 3.0」「やさしく名刺ファイリングエントリー2」「e.Typist エントリー2」のほか、文書管理用に「PaperPort SE」を新たにバンドルした。

前面右側に3つのワンタッチボタンを備える(写真=左)。利用時のイメージ(写真=中央と右)

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