メーカー別に人気を探ると、12月初旬はASUSTeK製品に注目が集まることが多かった。全体的に好調とされるRADEON HD 3870搭載カードでも、先週登場したASUSTeK製「EAH3870/G/HTDI/512M」は別格。「ASUSTeK製を待っていたという人が2枚買っていきました。ブランド力はすさまじいモノがありますね」(某ショップ)という。3万4000円前後で出回っているが、アキバ全体で品薄な状態だ。
同じく先週から出回っている「MAXIMUS EXTREME」も、「コンシューマー向けマザーボードで初の5万円超え」(BLESS秋葉原本店)という高価なモデルながら、売り切れるショップがいくつかあり、再入荷が待たれている状況だ。Intel X38 Expressチップセットを搭載するオーバークロック仕様のATXマザーボードで、メモリはDDR3のみに対応する。PCI Express x16スロットを3基搭載しているのも特徴だ。
フェイス パーツ館は「マザーやグラフィックスカードベンダーの中で、ASUSTeKは別格ですね。同種の製品の登場がほかのベンダーより遅れることも“大物”感を演出しています。ハイエンドユーザーには、カード類をASUSTeK製品のみで固める人も多い。ケースだけは別ですが」と話していた。
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