前回は3代目ハローキティモデルの“PCとしての性能”について見てきたが、今回はこの手の“デコレーションPC”本来の役目ともいえるプレミアム感やゴージャス感と言った部分について整理したい。
さて、「ハローキティモデル ブラック&ゴールド」の詳細は過去記事(「ただの“デコレーションPC”ではないのよね――ハローキティPCをガッツリと働かせた」、「シックに生まれ変わったハローキティのLaVie Gに目を奪われる」、「NEC、ハローキティコラボPCの第2弾“ブラック&ゴールド”を発売」など)を参照してもらうとして、まずは3代目ハローキティモデルと同時にリリースされた「ハローキティモデル プレミアムマウス」と「ハローキティモデル プレミアムUSBメモリ」を見ていこう。
このUSBマウスとUSBメモリは、製品企画を担当したNEC パーソナルソリューション事業部の舟木幸子氏が「前回のハローキティモデルでは時間の関係でできなかったので、3代目ではどうしても実現したかったものです」という思いが込められたもの。PC本体の377個にはかなわないが、マウスは180個、USBメモリには113個ものスワロフスキー製クリスタルガラスで装飾されているのが見どころだ。また、どちらも専用の化粧箱が用意され、プレミアム感を醸し出す。
詳細は下の写真に譲るが、マウスはシンプルな3ボタン(ホイールを含む)の光学式タイプで、使用時は光学センサの光がホイールボタンを透過するほか、右クリックボタンにHello Kittyの文字がプリントされている。特にドライバやユーティリティソフトウェアを必要とせず、対応OSのWindows Vista/XPのほか、サポート外ながらMax OS Xでも問題なく扱える。主なスペックはこちらを参照のこと。
一方のUSBメモリは、USB 2.0に対応して容量は1Gバイトだ。ハローキティのチャームが付属するほか、ネックレス用のロングチェーンとバッグ用のショートチェーンがセットになっているなど、こだわりが感じられる。主なスペックはこちらを見てほしい。
ちなみに、USBマウスとUSBメモリの製造元はPC USERの「おバカ」コーナーでおなじみのソリッドアライアンスとなっており、ハローキティも意外なところで「おバカ」との接点が浮上したといえよう。なお、NEC Directはこちらの製品で、すでにおバカ戦線に参戦済みだ。
両製品とも他社製品にないゴージャス感にあふれる半面、NEC Directの直販価格でUSBマウスが1万2600円、USBメモリは1万5750円と値段も“ゴージャス”なのが悩ましい。もっとも、プレミアム感は上々なのでハローキティファンはもとより、プレゼントやギフトには最適といえるかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.