「みっくみく」にされた今年最後のインテル秋葉原イベント(1/2 ページ)

» 2007年12月23日 15時45分 公開
[古田雄介,ITmedia]

初音ミクの生声にどよめく会場

Intel in Akiba 2007 Winter 会場の様子

 12月22日からの3連休を使い、インテルが「Intel in Akiba 2007 Winter 〜最新テクノロジーに触れるクリスマス!〜」をカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店で主催している。会場には、Core 2 Extreme QX9650を搭載したショップブランドPCや、2008年登場予定のIntel X48 Expressチップセットを搭載した各社のマザーボードなどが展示されており、これら次世代テクノロジーの魅力を伝えるプレゼンもメインステージで行われる。

 初日は、VOCALIOD 2シリーズ「初音ミク」の声を吹き込んだことで知られる声優の藤田咲(さき)さんがゲストとして登場するとあって、藤田さんのイベントセッション前は会場内がすし詰め状態となり、屋外の大画面モニターの前にも多数の観衆が集まった。普段PCパーツベンダーのイベントに参加する層よりは若干若めの人々が集まり、藤田さんが現れた際には「サッキッ!」との叫び声も聞かれた。

 初音ミクの収録ついて聞かれた藤田さんは「アニメはみんなで作りますが、ミクは収録現場に私一人だけしかいなくて、自分の声のみで作品を作るという感覚の違いがありました」と語る。また、初音ミクを使った音源については「楽しく聞いています。自分が歌っているという感じはないですね」という。

 藤田さんは2つのセッションで登場し、いずれの回もサイン入りの「初音ミク」などがもらえるプレゼント抽選会が開かれた。目玉は藤田さんがその場で生声を吹き込んでくれる目覚まし時計。1回目の抽選で当選した男性は「保存用や観賞用ではなく、実用します。最近ツキが回っている感覚があったので、微妙に当たる予感はしていました」とうれしそうに語った。なお、この男性は2回目の抽選でもサイン入り「初音ミク」をゲットしている。

すし詰め状態の会場内(写真=左/中央)。1回目のセッションでは、AVライターの藤本健氏がDTMと「初音ミク」の魅力を語った。「藤田さん本人は出せない音域も表現できる面白さもありますね」(藤本氏)と、初音ミクを評価していた(写真=右)

藤田咲さん(写真=左/中央)。藤田さんの生声入り目覚まし時計を手に入れた幸運な男性(写真=右)

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