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» 2008年01月05日 17時00分 UPDATE

2008 International CES:ラスベガスにたどり着くのか?──2008 International CES“会場500マイル手前”リポート

「なにもそんなにあわてなくても」と書いている本人も思っているCES正式開幕“前前前”夜リポート。急ぐあまり、2008年はラスベガスに着かないうちから書きはじめた。

[長浜和也,ITmedia]

 世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショー「2008 International CES」が現地時間の1月7日(日本時間の1月8日)から始まる。ただし、例年と同じく、数多くのプレイベントが明日の1月5日(日本時間の1月6日)から行われる。ITmedia +Dでは、LifestylePC USER、そして2008年から取材陣に加わった+D Styleの各編集部スタッフによる現地リポートを開幕前から掲載する予定だ。

 第1弾は、その年のInternational CESで展示される製品を事前に紹介する「CES Unveiled」だ(日本時間の1月6日に行われる)。2007年のCES Unveiledでは、日立GSTの1TバイトHDD「Hitachi Deskstar 7K100」「Hitachi Cinemastar 7K100」やASUSのGPUアドオンユニット「XG Station」、Novint Technologiesの3Dコントローラが披露されていた。今回も、ASUSが“Eee PCの新モデルを登場させるのではないか”というウワサもあって、またまた目が離せない。

 1月6日(日本時間の1月7日)からは、大手メーカーのプレセッションが一斉に始まり、2008 International CESが実質的にスタートする。恒例となったビル・ゲイツの“今度こそ本当に最後になるんでしょうね”開幕前夜キーノートスピーチや、LG電子、パイオニア、東芝、Panasonic、ソニー、シャープなどの主要液晶ディスプレイメーカーによる事前ブース公開もInternational CES 2007と同様に予定されている。「Macworld Expo 2008」を控えた2008 International CESでゲイツ氏がなにを語るのか大変気になるところだが、毎年、日本で未発表の「VAIO春モデル」が展示されている、ソニーの事前ブース公開イベント「Sony press conference 」も見逃せない。2007 International CES 2007のSony press conferenceで、円い筐体を採用した真っ白PC「PT1」が披露されて多くのユーザーに衝撃を与えたのは、まだ記憶に新しい。それから、1月4日に急きょワーナーブラザーズが発表した「Ble-ray一本化」について、1月6日に予定されている「HD DVD Promotion Group」セッションでどのようなコメントが出るのかも非常に興味深い。

 1月7日の正式開幕以降もインテルCEOによるキーノートスピーチなど、大手メーカーのセッションが予定されているが、それに加えて、ようやく始まる各社ブースの展示製品にも注目したい。International CES 2007のリポートでは、ソニーの有機EL採用ディスプレイや超小型のWindows Vista PC「OQO model 02」、そして忘れちゃいけない「CES会場で見つけたおバカなグッズなど」を紹介したが、2008年もあの広大なメイン展示会場「Las Vegas Convention Center」でどのような製品が登場するのだろうか。2008年の注目展示としてはインテルが投入予定している45ナノメートルプロセスルールを採用したモバイル向けCPU「Silverthorne」搭載機器が挙げられる。

 と、通常のイベント開幕前リポートなら、「設営中の会場風景」も一緒に紹介するのが定番であるが、この記事では“訳”あって、それができない。「あ、時差ボケで寝ぼけているうちに夜になって会場の取材ができなかったんでしょ」ぶぶー。「あ、2006年のときのように、空港で食事していたら乗り継ぎ便に乗り遅れたんで取材できなかったんでしょ」おお、少し近いけどぶぶー。

 なんと、ただいま、乗り継ぎのサンフランシスコ国際空港が、「雨、雪、暴風の3段構えジェットストリームアタック」で、飛行機が飛べない状態にある。時間が経つにつれて“Delay”だけなく、別な空港に降りたために機体の都合がつかなくなって“Cancel”となる便が続出し始めた状況で、この原稿を書いている。うあああ。

 ええぃ、もう、こうなったら、Cancelでもいいですよ、サンフランシスコでも見物するか。え? 明日はすでに全便満杯? 陸路も“雪”でトラックが立ち往生とCNNが伝えているね。

 おおぉぉぉい、どうなる!

kn_ces0401_01.jpg 乗り換えのためにサンフランシスコ国際空港に着陸したら、そこは「Category 4 hurricane」クラスの暴風雨だった。記者が乗った飛行機も着陸寸前まで揺れに揺れて「飛行機と一緒に逆噴射!!」する乗客が続出。空港では駐機する機体が水しぶきに煙る

kn_ces0401_02.jpg どうやらこの暴風雨は西海岸北部エリアに限られているらしく、知り合いのライターがiPhoneで検索したラスベガスの天候は「晴れ」

kn_ces0401_03.jpg ついに遅延の告知が出る。当初、30分遅れとなっていたが、この表示は1時間たってもそのままだった。そうこうしているうちに……

kn_ces0401_04.jpg のあぁっ、 た、タイムテーブルがぁぁぁぁっ!

kn_ces0401_05.jpg 真っ白から真っ黒に

kn_ces0401_06.jpg ああああ、結局、乗るはずの便はCancelとなって別便に振り替えられた。おおお、その便もすでに2時間遅延しているんですけど

kn_ces0401_07.jpg 出発時刻はさらに遅れる

kn_ces0401_08.jpg 出発予告時刻の17:00にようやく機体が到着。この30分後にあわただしく離陸した

kn_ces0401_09.jpg そういうわけで、CES会場の設営風景の代わりにラスベガス上空からの風景でご勘弁を。成田からサンフランシスコまでの飛行時間が約9時間。空港での乗り換え待ちが11時間。太平洋を横断する時間より待ち時間が長かったとは

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