ゲイツ氏、“本当に”最後のCES基調講演2008 International CES(2/2 ページ)

» 2008年01月08日 02時42分 公開
[山田祐介,ITmedia]
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Vista、大きなマイルストーン

 もちろん、MicrosoftのWindowsプラットフォームの進化もきちんとアピールする。Windows Vistaのユーザーが世界に1億人以上いることが「大きなマイルストーンとなる」と評価し、Windows Liveのデモンストレーションを通して、統合的なコミュニケーションツールとしての能力をVistaが備えていることを強調した。

 またウェブ上での映像や音声を再生するための技術「Silverlight」が好評で、アメリカの大手テレビ局であるNBCがパートナーとなり、北京オリンピックの本格的な映像コンテンツを同技術を用いてWebで展開することを紹介した。自分の興味のある国や選手などに放送をカスタマイズできるなど、さまざまなサービスが用意されるという。

photo NBCがWebで展開するコンテンツの例

 最後にゲイツ氏は、視覚的な認識機能を搭載したモバイルデバイスを紹介し、デモンストレーションを行った。デバイスが搭載するカメラに施設や人などが映ると、例えば映画館なら“何の映画を公開しているか”といった情報を表示してくれるものだった。

photophoto 視覚的な認識機能のデモンストレーションではロビー・バック氏がゲイツ氏に20ドルの借金があることが発覚(という設定)。ギターゲームの対決イベントの後に退場し、最後のキーノートスピーチは終わった

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