1年前を振り返ることが多かった1月のアキバ5分で分かった気になる、1月のアキバ事情(2/4 ページ)

» 2008年02月07日 18時17分 公開
[古田雄介,ITmedia]

次の価値観を模索するVista一周年記念イベント

年明けからJR秋葉原電気街口付近にはVistaの大型広告が見られた

 1年前に深夜販売イベントで迎えられたWindows Vistaは、今年もさらなる普及をめざしてイベントを行っていく。マイクロソフトは1月26日に「Windows Vista発売1周年記念アニバーサリー特別イベント」を開催。後藤弘茂氏や高橋敏也氏、笠原一輝氏といった有名ライターをゲストに招き、64ビット環境のメリットを中心にWindows Vistaの魅力をアピールした。

 同イベントでは、今年3月中旬に投入する予定の「Windows Vista SP1」や、春頃にリリースする見込みの「Windows Home Server 日本語版」などを紹介。会場のカフェソラーレ リナックスカフェは、昼から夕方まで常に満員の状態だった。最後のセッションとなる、PCライター3氏とマイクロソフト森氏によるVista祝1周年パネルディスカッションでは、さらに観客が増え、大きな盛り上がりを見せた。

 Windows Vistaイベントは、これまで、メイドさんをゲストに招いた「マニアの祭典」や、対応ゲームソフトなどの紹介を行った「マニアの祭典2」など、観客の反応がいまひとつに終わることがいくつかあった。

 しかし、森氏はそれらの経験を踏まえて、今後も“冒険”を続けていくと語る。「秋葉原はメーカーがいろいろな試みを行う街です。もしも失敗したら次に生かせばいいので、結果をおそれずにチャレンジすることが大切だと思います。Windows Vistaも完成度の高いXPから次の価値観を提供しないといけません。今後もいろいろなアイデアをぶつけていきますよ」とのことだ。

Vista一周年イベント。安くなったメモリを最大限に活用できる64ビットOSの魅力を伝えた(写真=左/中央)。2007年6月に行われた「Vistaマニアの祭典」は、ややマニアすぎたようだ(写真=右)

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