苦戦のPhenom――AMDはデュアルの好調をクアッドに波及できるか古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2008年02月18日 12時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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ヒートパイプ10本のCPUクーラー「OROCHI」が発売前から話題を集める

サイズ「OROCHI」

 サイズの新製品は発売前にデモ機がショップに配られることが多く、インパクトの強い新製品は登場前から評判になる。先週は旧正月の影響で新製品が少ないこともあり、2月21日発売の新型CPUクーラー「OROCHI」が注目を集めていた。価格は7000円弱になる見込みだ。

 OROCHIは本体サイズが120(幅)×194(奥行き)×155(高さ)ミリの巨大なCPUクーラーで、重量も1155グラムと“規格外”だ。大型フィンには10本の銅製ヒートパイプが走っており、付属の14センチファンを装着することもできる。対応ソケットはLGA775、Socket 478/754/939/940/AM2で、「インテルとAMDのクアッドコアCPUにも余裕で対応できます」(ツートップ秋葉原本店)という。

 デモ機を入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「ケース内のエアフローを計算すれば、ファンレスでも十分冷却できるクーラーです。ただし、きちんと装着できればですが。高さが155ミリもあるので、普通のミドルタワーケースでも、側面にファンをつけていたら干渉する可能性がある。拡張カードはあまりささずに、純粋にCPUをクロックアップして遊ぶような人が買っていく気がします」と語った。

9センチファンと比べたところ(写真=左)。付属の14センチファン。固定穴は標準的な12センチファンと同じ幅で装着されている(写真=中央)。OROCHI(大蛇)は、10本のヒートパイプから名付けられたようだ。某店員さんから「8本じゃないから、“やまたの”を付けなかったんでしょうかね」と聞かれたが、筆者にもそれは分からない

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