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» 2008年05月07日 15時00分 UPDATE

2008年PC夏モデル:45ナノCore 2 Quad+6TバイトHDDの映像編集マシン――「VAIO type R master」

映像編集向けデスクトップPC「VAIO type R master」は45ナノのCore 2 Quadを採用。デジタル一眼レフカメラ「α」シリーズのRAW現像プリセットも用意した。

[ITmedia]

店頭モデルは45ナノCore 2 Quad、Vista SP1を採用

tm0507typer01.jpg 店頭向けの最上位モデル「VCG-RM75UDL4」

 「VAIO type R master」は、PC本体をメインユニット(CPUやHDD、グラフィックスカードを搭載)とアクセスユニット(光学ドライブやインタフェースを搭載)の2つに分離した「ツインユニット・コンセプト」を採用した、映像編集向けのデスクトップPCだ。

 5月17日に発売される予定の夏モデルでは、2007年9月に登場して継続販売されていた店頭向けモデルと、2008年1月に登場した直販モデルの後継機を用意している。

 店頭販売モデルは従来と同様、基本スペックと液晶ディスプレイが異なる3モデルから構成される。いずれもプリインストールOSにSP1対応のWindows Vista、CPUに45ナノ世代のCore 2 Quadを初めて採用したのが特徴だ。45ナノ世代のCore 2 Quadは新拡張命令のSSE4に対応しており、VAIO type R masterの主用途となる動画編集での高速化が図られている。また、付属ソフトでは、Photoshop Elementsのバージョンが5.0から6へ、Premiere Elementsのバージョンが3.0から4へ変更された。

 最上位モデルの「VCG-RM75UDL4」は、CPUに12MバイトのL2キャッシュを備えたCore 2 Quad Q9450(2.66GHz)を搭載。液晶ディスプレイは、1920×1200ドット(WUXGA)表示の24インチワイドモデルが付属する。メモリは3Gバイト(1Gバイト×2、512Mバイト×2 PC2-6400 DDR2 SDRAM、最大4Gバイト)、HDDは1Tバイト(500Gバイト×2、RAID 0)、グラフィックスはGeForce 8600 GTS搭載カード(グラフィックスメモリ256Mバイト)だ。OSはVista Ultimate(SP1)をプリインストールしている。そのほか、動画編集用のUSBジョグコントローラーが同梱される。

 主な付属ソフトは、AdobeのPremiere Pro CS3、Photoshop Lightroom、Photoshop Elements 6など。Photoshop Lightroomには、ソニーのデジタル一眼レフカメラ「α」シリーズで撮影したRAWデータをJPEG現像する場合に、カメラ本体での画作りと近い画像が得られる各種調整値をプリセットデータとして用意している。

 残る2モデルは、1440×900ドット(WXGA+)表示の19インチワイド液晶ディスプレイが付属する「VCG-RM55DL9」と、ディスプレイが付属しない「VCG-RM55D」で、PCの仕様は共通だ。CPUは6MバイトのL2キャッシュを備えたCore 2 Quad Q9300(2.5GHz)を装備。メモリは2Gバイト(1Gバイト×2 PC2-6400 DDR2 SDRAM、最大4Gバイト)、HDDは640Gバイト(320Gバイト×2、RAID 0)、グラフィックスはGeForce 8500 GT搭載カード(グラフィックスメモリ256Mバイト)だ。OSはVista Home Premium(SP1)となっている。

 付属ソフトも最上位モデルとは異なり、Premiere Elements 4とPhotoshop Elements 6を採用する一方、Photoshop Lightroomは用意されない。

 3モデルとも光学ドライブはBD-Rの2倍速書き込み、BD-REの2倍速書き込みに対応したBlu-ray Discドライブ、TV機能は地上/BS/110度CSデジタル放送用のチューナー1基と地上アナログ放送用のチューナー2基を備えている。TV機能は後日のアップデートで「ダビング10」に対応する予定だ。

直販モデルは最大6TバイトHDDを選択可能

 仕様をカスタマイズできる直販のVAIOオーナーメードモデルでは、店頭モデルで選べないクアッドコアCPUのCore 2 Extreme QX9650(3.0GHz)、Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)、デュアルコアCPUのCore 2 Duo E8500(3.16GHz)、同E8400(3.0GHz)、同E8300(2.83GHz)を搭載できる。

 グラフィックス機能はワークステーション向けのQuadro FX1500搭載カードが用意される。HDDは、これまでの最大容量だった750Gバイト×6による計4.5Tバイトを超える1Tバイト×6による計6Tバイトの構成が可能となった。付属ソフトは、Adobe Creative Suite 3 Production Premiumを選択できる。直販価格は11万6800円からだ。

VAIO type R master店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
VAIO type R master VCG-RM75UDL4 セパレート型 マイナーチェンジ Core 2 Quad Q9450(2.66GHz) 3072MB 1TB Ultimate(SP1) 56万円前後
VCG-RM55DL9 セパレート型 マイナーチェンジ Core 2 Quad Q9300(2.5GHz) 2048MB 640GB Home Premium(SP1) 40万円前後
VCG-RM55D セパレート型 マイナーチェンジ Core 2 Quad Q9300(2.5GHz) 2048MB 640GB Home Premium(SP1) 34万円前後
VAIO type R master店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
VAIO type R master VCG-RM75UDL4 24インチワイド 1920×1200 Intel P35 BD-R/RE対応Blu-ray Disc GeForce 8600 GTS 3波デジタル/地アナ×2 約20.5キロ
VCG-RM55DL9 19インチワイド 1440×900 Intel P35 BD-R/RE対応Blu-ray Disc GeForce 8500 GT 3波デジタル/地アナ×2 約20.5キロ
VCG-RM55D Intel P35 BD-R/RE対応Blu-ray Disc GeForce 8500 GT 3波デジタル/地アナ×2 約20.5キロ

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