セイコーエプソンはこのほど、3LCD方式を採用するビジネスプロジェクターを発表、6月上旬より順次発売する。
ラインアップは、1280×800ドット表示をリアルサポートするワイド表示対応モデルの「EB-G5200W」「EB-1735W」「EB-1730W」「EMP-400W」、および1024×768ドット(XGA)リアル表示対応の「EB-G5350」「EB-G5100」「EB-1725」「EB-1720」「EMP-823」の計9製品。価格は、EB-G5350/EB-G5200Wが84万8000円、EB-G5100が69万8000円、EB-1735W/EMP-400Wが44万8000円、EB-1730Wが40万8000円、EB-1725が39万8000円、EB-1720が35万8000円、EMP-823が19万8000円。
EB-G5350、EB-G5200WおよびEB-G5100は、教室や大きな会議室などでの常設利用を想定したモデルで、天井設置も考慮した端子配置となっているほか、上下左右のマニュアルレンズシフト機能/1.8倍マニュアルズーム機能により設置性を高めている。明るさはEB-G5350が5000ルーメン、EB-G5200Wが4200ルーメン、EB-G5100が4000ルーメンだ。
EB-1735W、EB-1730W、EB-1725およびEB-1720は、薄型の軽量筐体を採用するモバイルプロジェクターで、独自のランプシステムの搭載により薄型サイズながらも明るさ3000ルーメンを実現した。また、EB-1735W/EB-1725の2製品は、PCとUSB接続するだけで投写が可能な「USBディスプレイ」機能に対応している。
EMP-823は、従来モデル「EMP-822」の後継機となる製品で、内蔵スピーカーの出力を10ワットに強化。おもなスペックはEMP-822を継承しており、明るさは2600ルーメン、本体重量は2.9キロとなっている。
EMP-400Wは、至近距離からの大画面投写を可能とした超短焦点レンズを搭載したモデルで、0.65メートルの距離からの60インチ画面表示を実現した。出力10ワットのスピーカーを内蔵、明るさは1800ルーメンだ。
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