また、Extremeシリーズの「GA-EP45-DQ6」は、グラフィックスカード用のPCI Expressスロットを2本用意しているが、Intel P45 Expressの仕様が「8レーンの2セット」であるところを、専用のコントローラを搭載することで「16レーンの2セット」でCrossFireXを構築できるのが特徴だ。
なお、同じExtremeシリーズの「GA-EP45-DS3」は、グラフィックスカード用のPCI Expressスロットを3本搭載するが、こちらはGA-EP45-DQ6のような専用チップを持たないため、それぞれのスロットで使えるレーンは「16レーン+4レーン」もしくは「8レーン+8レーン+4レーン」となる。
GA-EP45-DS3は、マルチディスプレイ環境でも利用をメインとして考えられているとのことだが、GA-EP45-DS3に専用コントローラを搭載しなかった理由についてGIGABYTEは、「DQ6はハイエンドモデル、DS3はメインストリームモデルだから」という実に分かりやすい理由を示した。
新世代、未発表などなど、興味深い製品展示で盛り上がるマザーボードと対照的に、次世代GPUが発表されなかったグラフィックスカードの展示はどこのブースも既存製品のみという状況だった。
そのなかで、AMD(ATI Technologies)の次世代GPU「Radeon HD 4850」と搭載するというグラフィックスカード「GV-R485-512H-B」がGIGABYTEのプライベートブースで確認された。展示POPにある説明によると、PCI Express 2.0をサポート、DirectX 10.1に対応。グラフィックスメモリにはGDDR3を512Mバイト搭載すると述べられていた。
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