6月28日から、DSP版「Windows Vista Ultimate SP1」にさまざまなグッズをセットにした九十九電機の「ウィンドウズ ビスタBOX」が発売される。TSUKUMO eX.での価格はFDDとのセットで2万4980円。ウィンドウズ ビスタBOXはツクモ全店で200台の限定パックで、グ○コふうのパッケージに「Wireless Notebook Optical Mouse 4000」や超小型折りたたみ傘などを付属している。
また、ツートップ秋葉原本店やフェイス各店など、ユニットコム系列のショップでもVista Ultimate SP1の限定パックが販売されている。名称は「WindowsVista ULTIMATE SP1 UNITCOMプレミアムパック」で、各店FDDとのセットで2万7980円となる。全店で計300個の限定パッケージだ。Wireless Notebook Optical Mouse 4000」などを同梱するほか、Xbox 360や24型液晶ディスプレイが当たるスピードくじを付けているのが特徴。
ツートップ秋葉原本店は「よほど好評でしたらまたやりますけど、今は単発のつもりです。300分の1の確率で景品が当たるので、宝くじを買うより狙いめですよ」と語る。
これら流通主体の限定版パックの登場に、別のショップの店員さんは「いままでのVista限定パックは、私たちショップ側に不評を買っていましたからね。じゃあ、そっちの意見を出してよってことで、実現した製品じゃないかな。ウチは小さいのであまり関係ないですけど」と推測していた。
また一部では、これらVista限定パックの登場時期がWindows XPの販売終了と近いことから、「ショップ側もVistaに本腰入れろという、マイクロソフトからのメッセージでは?」との憶測も聞いた。しかし、Windows XPのリテール版とOEM版は確かに6月30日以降販売されなくなるものの、DSP版は従来どおり店頭に並び続ける。このため、関連性は薄そうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.