Centrino 2世代の13.3型ワイドノート――「dynabook CX」2008年PC秋冬モデル

» 2008年08月20日 15時00分 公開
[ITmedia]
dynabook CX/48G

 東芝の2スピンドルコンパクトノート「dynabook CX」は、夏モデルと同じ3モデルがラインアップされる。2008年秋冬モデルでは、従来のボディデザインを踏襲しつつ、Intel GM45 Express/GL40 Expressベースのプラットフォームに刷新し、基本性能を向上した。

 最上位の「CX/48G」とミドルレンジの「CX/47G」は、CPUにCore 2 Duo P8400(2.26GHz)を、下位の「CX/45G」はCeleron 575(2GHz)を採用。メモリ容量は2Gバイトと変わらないが、クロックを800MHzに引き上げたPC2-6400モジュールを搭載する。また、HDD容量は160Gバイトから250Gバイトに強化された。グラフィックス機能は、統合チップセット内蔵コアを利用する仕様で、従来のGMA X3100からGMA 4500MHDとなった。このほか、無線LAN機能も、AXシリーズやTXシリーズと同様に、IEEE802.11nをサポートした。

最上位モデルの「CX/48G」には省電力のLEDバックライト液晶が採用される

 液晶ディスプレイのサイズは13.3型ワイド(1280×800ドット表示)で共通だが、最上位の「CX/48G」は、省電力タイプのLEDバックライト液晶が採用される。また、本体サイズも314ミリ(幅)×229(奥行き)ミリとフットプリントは同じだが、「CX/48G」の厚さは最薄部が25.4ミリと薄く(最厚部は35ミリで同じ)、重量も1.9キロと下位2モデルに比べて200グラム軽い。

 インタフェースは、FeliCaポート、PCカードスロット、SD/SDHC/xD/MMC/MS/MS PRO対応のメディアスロット、USB 2.0×3、eSATA(USB 2.0×1と共用)、IEEE1394、HDMI出力などを装備。バッテリー駆動時間は「CX/48G」が約4.1時間、「CX/47G」が3.4時間、「CX/45G」が約2.5時間となっている。

写真は左から、本体前面/背面/左側面/右側面

 OSはWindows Vista Home Premium(SP1)。オフィススイートにMicrosoft Office Personal 2007(SP1)とPowerPoint 2007(SP1)がプリインストールされる。実売予想価格は「CX/48G」が20万円台半ば、「CX/47G」が19万円台半ば、「CX/45G」が17万円前後で、発売日は8月下旬を予定している。

dynabook CXシリーズの概要(その1)
dynabook CX CX/45G 2スピンドル マイナーチェンジ Celeron 575(2GHz) 2048MB 250GB(5400rpm) Windows Vista Home Premium(SP1) 17万円前後
CX/47G 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo P8400(2.26GHz) 2048MB 250GB(5400rpm) Windows Vista Home Premium(SP1) 19万円台半ば
CX/48G 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo P8400(2.26GHz) 2048MB 250GB(5400rpm) Windows Vista Home Premium(SP1) 20万円台半ば

dynabook CXシリーズの概要(その2)
dynabook CX CX/45G 13.3型ワイド 1280×800ドット Intel GL40 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 約2.1キロ
CX/47G 13.3型ワイド 1280×800ドット Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 約2.1キロ
CX/48G 13.3型ワイド 1280×800ドット Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 約1.9キロ

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