NVIDIA、CUDA対応のローエンドGPU「GeForce 9400 GT」を発表――実売6000円台から

» 2008年08月27日 17時32分 公開
[ITmedia]

 NVIDIAは8月26日(米国時間)、ローエンドGPU「GeForce 9400 GT」を発表、提供を開始した。

 GeForce 9400 GTは、“GeForce 9”シリーズの下位モデルとなるGPU。リファレンスの動作スペックは、コアクロックが550MHz、メモリクロックが800MHz、シエーダークロックが1.4GHz。CUDAによる汎用コンピューティング処理にも対応している。


 また本日、各社よりGeForce 9400 GT搭載グラフィックスカードが一斉に発表された。

photophotophoto WinFast PX9400 GT ファンモデル(左)、WinFast PX9400 GT ヒートパイプモデル(中)、ELSA GLADIAC 794 GT LP 512MB(右)

 リードテック ジャパンは、オリジナル基板デザインモデル2製品「WinFast PX9400 GT ファンモデル」「WinFast PX9400 GT ヒートパイプモデル」(以下、ファンモデル/ヒートパイプモデル)をラインアップ、9月初旬より順次出荷する。ファンモデルは銅ベースのGPUクーラーを搭載、ヒートパイプモデルはヒートシンク装備によりファンレスを実現している。コアクロックは575MHz。予想実売価格はファンモデルが8900円前後で、ヒートパイプモデルは現在未定だ。

 エルザジャパンは、「ELSA GLADIAC 794 GT LP 512MB」の1製品をラインアップ。ロープロファイル設計となっているのが特徴となるモデルで、予想実売価格は約1万円。

photophotophoto ZOTAC GeForce 9400 GT(左)、同 ZONE EDITION(中)、GF9400GT-E512H(右)

 アスクは、ZOTAC製となる小型GPUクーラー搭載モデルの「ZOTAC GeForce 9400 GT」、ファンレスヒートシンク搭載モデルの「ZOTAC GeForce 9400 GT ZONE EDITION」の2製品の取り扱いを発表した。予想実売価格はそれぞれ7880円前後/8280円前後だ。

 玄人志向は、スタンダードモデル「GF9400GT-E512H」を発表。予想実売価格は6980円(税込み)となっている。

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