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» 2008年09月04日 11時09分 UPDATE

5分で分かった気になる、8月のアキバ事情:嵐を呼んだ、8月のアキバ (1/4)

月末に登場したWindows Home Server日本語版は、関係者の予想を上回るヒット作に。インテルとAMDのCPU新モデルや、低価格ミニPCは“勝ち負け”が見えてきた。

[古田雄介,ITmedia]

いろいろな意味で嵐を呼んだ「Windows Home Server 日本語版」

og_akibam_001.jpg JR秋葉原駅 電気街口付近のWindows Home Server 日本語版バナー

 8月30日、家庭向けのサーバOS「Windows Home Server 日本語版」が発売された。FDDとのセット価格は2万3000円弱で、ショップごとに大容量HDDをオマケにつけるといった特典を用意している。Windows Home Serverは、昨年9月に登場した同OSの英語版の評価が低く、深夜販売も悪天の影響があって人数が集まらないといったマイナス要素があったものの、フタを開けてみればサーバOSとしては異例のヒット作となった。

 Windows Home Server 日本語版は、昨年登場した同英語版に修正プログラムなどをまとめた「PowerPack 1」を追加したパッケージで、64ビット版Windows VistaをクライアントOSに設定できるようになるなどの改良が加えられている。発売がウワサされ始めた8月中旬には、好調に売れることを期待する声はほとんどなかったが、予約開始以降は徐々に好意的な意見が多くなった。

 その理由として、「クライアントマシンのデータを自動でバックアップできるのが魅力です。NASの代わりに導入するという人が多い」(ソフマップ リユース総合館)といった特徴を挙げるショップが多かった。

 また、予約受付の時点で入荷予定分を売り切ったBLESS秋葉原本店は「今は低消費で1万円以下という安価なAtomマザーが潤沢に出回っています。加えて、サーバに必須のHDDもかなり安い。数テラバイトクラスのサーバマシンも10万円以下の予算で組めるので、昨年よりも関心を持つ人が増えているのは確か」と語る。

 同容量のNASに比べてもほとんどコスト差がない環境が、NAS以上の機能やパフォーマンスを期待できるサーバOSのヒットを後押ししているという点は、同OS発売記念イベントでも高橋敏也氏や笠原一輝氏が指摘したとおりだ。

og_akibam_002.jpgog_akibam_003.jpgog_akibam_004.jpg Windows Home Server 日本語版。クレバリー2号店で購入したところ、初回特典である160GバイトHDDなどがオマケについてきた(写真=左)。アキバで唯一の深夜販売を行ったクレバリー2号店。雷雨のなかでの販売となった(写真=中央)。8月30日に開かれた「Windows Home Server 日本語版 PowerPack1 発売記念イベント」は大盛況だった(写真=右)

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