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» 2008年09月10日 19時00分 UPDATE

Hardware Anywhere:米MSが“青い次世代マウス”など最新モデルを続々投入 (1/3)

シアトルで開催中の米Microsoftハードウェアローンチイベント「Hardware Anywhere」において、“レーザーに別れを告げた最先端のマウス”など、さまざまな新製品が披露されている。現地リポートをお届けしよう。

[後藤治,ITmedia]
og_ms_001.jpg Microsoftのハードウェア部門とXbox部門を統括するロビー・J・バック氏

 米Microsoftは9月9日(現地時間)、2008年秋からリリースが予定されている周辺機器の主力製品を公開した。これは現在、Microsoftの本拠地がある米ワシントン州シアトルで開催されているハードウェアローンチイベント「Hardware Anywhere」において発表されたもの。イベント初日のキーノートスピーチでは、エンターテインメント&デバイス部門担当プレジデントのロビー・J・バック(Robbie J.Bach)氏が登壇し、今日のPCおけるトレンドについて触れつつ、今後の進むべき周辺機器の方向性を示した。

 米Microsoftのハードウェア部門は2007年に25周年を迎えている。26年前に1つのマウスから始まったグループが、いまや75種類のデバイスを担当し、世界50カ国に製品を出荷する事業にまで成長した。その同グループが現在最も強調するメッセージが「ハードウェアとソフトウェア、そしてサービスとの融合」だ。今回行われたイベントでは、ハードウェアを中心に10の新製品と1つのWebカム用アプリケーションが披露された。

Play Anywhere――ゲーミングキーボードとマウス

og_ms_002.jpg Microsoft SideWinder X5 Mouse

 まずはじめに紹介されたのは、2007年に復活果たした「SideWinder」ブランドの第2弾。USB接続のレーザーマウス「Microsoft SideWinder X5 Mouse」(以下、X5 Mouse)とゲーミング用キーボード「Microsoft SideWinder X6 Keyboard」(以下、X6 Keyboard)だ。これらは先月の「Game Convention(GC) 2008」にあわせてすでに発表されている製品だが、秋からリリースされる新製品群として改めて取り上げられた。

 X5 Mouseは、SideWinder Mouseの下位に位置付けられるモデルで、従来モデルの毎秒7080回のスキャン、500Hzのリポートレート、最大2000dpiの解像度といったスペックを引き継ぎつつ、LEDやウェイトコントロール機能などを省いたものだ。スクロールホイールも従来のメタル素材からラバーへと変更され、コストダウンの跡が見える。ただし廉価版とはいえ、左右クリックの耐用回数が公称100万回と、ゲーミングモデルらしく耐久性は非常に高い。

 本体のサイズと重量は、77.7(幅)×129(奥行き)×40.9(高さ)ミリ/162グラム(スペック値)。価格は59.95ドルで9月に発売される予定だ。

og_ms_003.jpgog_ms_004.jpgog_ms_005.jpg 午後に行われたシナリオフェアでは実際に利用できる状態で展示されていた(写真=左)。Microsoft SideWinder X5 Mouseと英語版パッケージ。金属製だったスクロールホイールとサイドボタンが、ゴム製とプラスチック製になり、LEDも省かれている(写真=中央)。底面の色も赤ではなく黒くなっていた(写真=右)。ちなみにSideWinder Mouseと比べてボディは高さが約1.9ミリ低くなっているが、スペックシートには従来モデルと同じ162グラムと記載されている。実際に手に取ってみるとウェイトコントロールの部分を考慮しても軽くなったように感じるのだが……

og_ms_006.jpg Microsoft SideWinder X6 Keyboard

 一方、Microsoft SideWinder X6 Keyboardは、本体左右に着脱可能なキーパッドを備えており、通常の10キーとしてだけでなく、ゲームマクロ用パッドとして利用できるのが特徴だ。プログラマブルなのは6×2(本体側)+18(パッド)の30キーで、最大30のマクロを設定し、これを3つのバンクで切り替えることができる。また、リアルタイムにキーの押下順序を記録してマクロとして登録する機能も備える。

 このほか、キーを押下し続けなくても割り当てた操作を続ける「Cruise Control」機能や、FPSゲームの操作で使うことが多いW/A/S/Dキーの視認性を高めた「WASD gaming key」、Windows VistaのGames Explorerをワンタッチで起動する「Quick-Lounch key」など、ゲーマー向けの機能を多数用意した。キーの下には2色のバックライトが埋め込まれており、通常モードとゲームモードに応じてプログラマブルキーの光り方が変わるなど、どちらのモードが選択されているかを一目で把握できるようになっている。さらに「ゲーマーがより長時間プレイできる」という、人間工学を取り入れたデザインも特徴の1つだ。価格は79.95ドルで9月発売予定。

og_ms_007.jpgog_ms_008.jpgog_ms_009.jpg 利用シーンに応じてキーパッドを本体両側面に装着できる。かなり強力な磁石で吸着しており、キーボードを持ち上げてもパッドがはずれるようなことはなかった(画面=左/中央)。暗い環境で視認性を確保するバックライトを搭載。プログラマブルキーはオレンジに光るため、一目で把握できる。もちろん光り方は通常モードとゲームモードによって変わる(写真=右)

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