ゲイムマンが東京ゲームショウ2008で「FlexScan HD2452W」と運命の再会!?HD2452Wで最新ゲームを満喫(2/3 ページ)

» 2008年10月28日 10時00分 公開
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HD2452Wが置かれていたブースとは?

巨大スクリーンのあるメインステージが目を引くコーエーブース

 ちょっと冷静になってHD2452Wの画面を改めてよく見てみると、何やら甲冑(かっちゅう)姿の美麗なキャラクターたちがゲームショウの会場よろしくギュウギュウ詰めでバトルを繰り広げている。大勢の敵キャラをたった1人でなぎ倒すこの快感は「無双」シリーズならでは。そう、ここはコーエーのブースだったのだ。

 コーエーといえば、PC・家庭向けゲームメーカーの老舗で「信長の野望」や「三國志」といったシリーズのヒットによって、歴史シミュレーションゲームというジャンルを世間に認知させたことで知られている。昨今は大勢の敵キャラと戦う3Dアクションゲームの「無双」シリーズや、これらのタイトルをインターネット対戦に対応させたオンラインゲームが幅広い層に人気だ。

 今年の東京ゲームショウでも当然、PC用のオンラインゲームが多数出展されていた。HD2452Wは、「信長の野望 Online 〜争覇の章〜」「三國志 Online」「大航海時代 Online 〜Cruz del Sur〜」「真・三國無双 Online」といったオンラインゲーム試遊台用の液晶ディスプレイとして使われていたのだ。ブース内には10台ものHD2452Wが並んでいて、わたしが立っていたのは真・三國無双 Onlineの試遊台の前だった。

コーエーのオンラインゲーム用に整然と並べられたHD2452W。ブラックカラーのモデルがブースの雰囲気にマッチしている

コーエーブースをゲイムマンがチェック

真・三國無双風の衣装をまとったコンパニオンさんがお出迎え

 コーエーブースにはほかにも注目のタイトルが目白押しだった。個人的に気になったのは、10月23日発売のニンテンドーDS用ソフト「采配のゆくえ」。主人公が石田三成というのが新しい。武将を説得したり、敵の弱点を見つけたりして、関ヶ原の戦いで西軍を勝利に導くのが目的の合戦アドベンチャーゲームだ。

 PSP用タイトルでは「真・三國無双MULTI RAID」が今冬発売予定。みんなで遊べるマルチプレイ型の「真・三國無双」だ。また、同じくPSPでは「無双OROCHI 魔王再臨」も、11月27日に発売される。三国志や日本の戦国時代の武将に加えて、太公望や卑弥呼まで登場するタクティカルアクションとなっている。

 そのほか、ニンテンドーDSの「モンスター☆レーサー」や、PSPで発売中の「ネオ アンジェリークSpecial」、バランスWiiボードが使える「ジーワンジョッキーWii 2008」も出展。「遙かなる時空の中で」のフィギュアも、さりげなく展示されていた。

 オンラインゲームは前述の4作だが、今回プレイした「真・三國無双 Online」以外で、特に大きなニュースがあったのが「大航海時代 Online 〜Cruz del Sur〜」だ。今回は発売中のPC版が出展されていたが、2009年にはPS3版の発売が決定した。「大航海時代」はもともと、ヨーロッパ大航海時代の船乗りとして、交易も交戦も、未知の海域の探索もできる自由度の高いゲームだったが、オンラインになってますます自由度が高くなった。

ニンテンドーDS用ソフト「采配のゆくえ」は個人的にも期待のタイトル(写真=左)。「真・三國無双MULTI RAID」も人気を博していた(写真=中央)。「遙かなる時空の中で」のフィギュアも展示(写真=右)


「真・三國無双 Online」との組み合わせはある意味キケン?

 東京ゲームショウのようなイベントで使われるディスプレイは、近くで細かい情報表示がよく見える精細さはもちろん、遠くからでもよく目立つ視認性が要求される。目立つといっても、来場者がゲームを試遊するわけだから、プレイ中に違和感が出るような悪い目立ち方はよくない。見続けても疲れない、見やすいディスプレイであることも重要だ。

 なるほど、HD2452Wはこれらの条件をクリアしている。HDゲームの解像感を余すことなく表現できるのはもちろん、液晶テレビに負けない明るさがあり、それでいて画面がギラギラと反射して照明の映り込みが気になるようなこともない。実際に真・三國無双 Onlineをプレイしてみたが、三国時代の中国の街並みが細かいところまで描き込まれていて、戦場ではおびただしい数の兵士たちが縦横無尽に駆け回る様子が堪能できる。その映像は一見して、ネットワーク帯域などの制約を受けるオンラインゲームとは思えないほどに美しい。

描き込まれたキャラクターが実に美しく表示される(写真=左)。1920×1200ドットの高解像度に加えて、ノングレアパネルなので、照明が多い会場でも外光が映り込むようなことはなく、プレイに集中できる(写真=右)

 「真・三國無双」シリーズは、わたしもプレイしたことがあるが、オンライン版は初めて。試遊台では次回のアップデートで収録される新システムの「闘技」モードをプレイできた。これはプレイヤー同士で対戦できるモードで、通常よりマップが狭くて制限時間が5分と短いため、手軽に何度も遊べるようになっている。

 今回は2対2で勝負してみた(実際には4対4までの対人戦が可能)。たくさんの兵士が襲いかかってくるので、それらをなぎ倒し、け散らしながら進んでいく。こういう「真・三國無双」の醍醐味は、オンラインになっても健在だ。一時はテンションが下がったけど、やっぱりゲームショウは楽しい。

 間もなく、敵側のプレイヤーキャラクターの姿が見えてきた。乱戦となり、敵味方の兵士ばかりでなく、画面全体の動きも大きくなる。それでもこのHD2452Wは激しい動きをしっかりと映し出すことができ、相手の名前や体力といった細かい情報もよく見えるうえ、画面がまぶしすぎたりギラギラして目が疲れるといったこともない。

大勢の敵をなぎ倒す爽快(そうかい)感はオンライン版でも同様で、HD2452Wの精細な表示が気分をより高めてくれる(写真=左)。時間内に決着が付かず、引き分けが続く(写真=右)。よし、もう1回勝負だっ

 それにしても、この闘技モードは5分で勝敗が決するため、対戦格闘ゲームのようにのめり込んで何度も何度も繰り返しプレイしてしまう楽しさがある。そう何度も繰り返し、繰り返し、繰り返し……。

 「すいません、お客様。ほかに待ってらっしゃる方が――」

ゲーム中に話しかけてくるのは誰だっ

 突然、誰かに声をかけられたわたしは思わずミスをしてしまい、せっかくの勝負を逃してしまった。「ちょっと、いきなり声をかけられたら、びっくりするじゃないですか」と何気なく振り返ると、そこには順番を待つ人たちの列が続いているではないか……。HD2452Wでプレイする真・三國無双 Onlineの映像美に熱中しすぎて、ここがゲームショウの会場であることをついつい忘れてしまっていたらしい。これは恥ずかしい、というか本当にゴメンナサイ!

 「こちらこそ、すいません。真・三國無双 OnlineとHD2452Wの組み合わせがあまりに魅惑的でキケンでして、かくかくしかじか――」などと、声をかけていただいたコーエー広報課の桂さんに事情を焦りつつも説明したところ、何とか怪しい者でないことは分かってもらえた様子。ほっとした。

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