エプソンダイレクトは11月5日、15.4型ワイド液晶を搭載したノートPC「Endeavor NJ5200Pro」の天板に“本屋久杉”を使用した15周年モデルの受注を同日13時より開始した。1人1台限定で200台を販売する。
NJ5200Proは同社のフラッグシップに位置付けられるノートPCで、FSB 1066MHzのCore 2 Duoと、Intel PM45 Expressチップセットを組み合わせた基本システムに、GPUとしてGeForce 9600M GS(256Mバイト)またはGeForce 8800M GTX(512Mバイト)を採用する高いパフォーマンスが特徴。今回の記念モデルでは、天板部分の表層(0.2〜0.3ミリ)の材質に鹿児島県の屋久島に自生する杉を使用した。特に杉の中でも樹齢1000年を超える“本屋久杉”を使い、「1000年のあいだに自然が織り成した美しい木目を鑑賞できる」ほか、「ほかの杉とはまったく違う自然のおおらかなやさしい香りを放つ」(同社)としている。なお、この天板は自己治癒コートで保護されているほか、板の繊維に高分子樹脂を充填することで、乾燥によるひび割れなどを防いでいるという。
また、キーボードを囲うパームレスト部分のカラーリングも通常モデルと異なっており、天板の雰囲気にあわせた淡いシャンパンゴールドが採用されている。ヘアライン加工も施されているため、見る角度によって色が微妙に変化していくのもユニークだ。なお、通常モデル同様にパピレス コーティング(防汚処理)がなされている。このほか、天板と同じ屋久杉製のマウスパッドも付属する。
なお、現在、屋久杉は世界自然遺産として伐採が禁止されているが、この記念モデルで使用されている素材は、保護区域以外から搬出される、かつて伐採や災害などで倒壊した倒木だ。
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